ガルバス

ガルバスは、2型糖尿病の治療に使用されます。

ガルバスは、血糖値を低下させるために膵臓から放出されるインスリンの量を増加させます。

頭痛、インスリンまたはスルホニル尿素と組み合わせて使用された際の低血糖（血糖値低下）、鼻咽頭炎、上気道感染症

• 2型糖尿病は、適切な食事だけで、または運動と共に食事をコントロールすることができます。糖尿病を罹っているときは、抗糖尿病薬を服用している時でさえ計画された食事と運動が常に重要です。
• もし、現在下記の疾患がある、もしくは既往歴がある場合は、医師へご連絡下さい。
  
  • 膵臓の病気（膵炎など）。
    
  • 胆石、アルコール依存症、または非常に高いレベルのトリグリセリド（血中に見られる脂肪の一種）が血液中に含まれている。
    これらの医学的状態は、膵炎を発症する可能性を増やすことがあります。
  • 1型糖尿病。
  • 糖尿病性ケトアシドーシス（高血圧糖尿病の合併症、急速な体重減少、吐き気または嘔吐）。
  • 過去または現在、腎臓疾患がある。
  • ガルバスに対してアレルギーがある。

Q.ガルバスは安全ですか？
ガルバス（商品名ガルバス、jalraなど）は、医師の指示に従い、所定の用量で使用した場合安全です。 Q.ガルバスはどのように代謝されますか？
ガルバスは、腎臓における加水分解のプロセスによって代謝されます。 Q.ガルバスは体重増加を引き起こしますか？
体重は通常ガルバス療法では変化しません。 しかし、体重の増加があった場合は、医師に相談してください。 Q.ガルバスはシタグリプチンより優れていますか？
ガルバスおよびシタグリプチンは、同じクラスの薬物に属し、2型糖尿病の治療において同等に有効でかつ安全です。 その使用に関しては常に医師の助言に従ってください。 Q.ガルバスはインスリンと併用できますか？
ガルバスは、医師の処方によりインスリンと併用することができます。 その使用に関しては常に医師の助言に従ってください。

頭痛、インスリンまたはスルホニル尿素と組み合わせて使用された際の低血糖（血糖値低下）、鼻咽頭炎、上気道感染症

ビルダグリプチンはノバルティス社おり発売されているの新規経口糖尿病治療薬です。2型糖尿病に使われております。 このお薬は血糖値を適当値に下げることができます。たとえば血糖値が高いときにはインスリンを分泌させて、血糖値を程よく下げてくれます。 選択的DPP-4阻害薬であり、従来のインスリン分泌促進薬とは作用がことなります。 食事療法、運動療法で効果がない場合にこのお薬の使用を開始してください。 2009年からでも日本で使用可能になりました。
糖尿病は何らかの原因により血液中の血糖値が一定範囲内に調整されずに異常増加するものです。

糖尿病は1型糖尿病と2型糖尿病のふたつのタイプに分けられます。

1型糖尿病ではすい臓のβ細胞が破壊されるためにインスリンを分泌できなくなるタイプです。自己免疫細胞がβ細胞を攻撃することが原因と考えられているため自己免疫性の糖尿病と言われます。しかしながら、自己免疫反応を示唆するものが見られない1型糖尿病もごくまれにあります。急激に血糖値が上がり、糖尿病性ケトアシドーシスを引き起こすか危険性が高いのが1型糖尿病です。若い世代での発症が多いのも特徴です。

2型糖尿病は、インスリンの分泌が低下していること、またインスリンに対する反応の感受性が悪くなることを要因として起こるタイプです。1型糖尿病と比べて、急激に血糖値が上がるということは少ないです。生活習慣ともかかわっているのはこのタイプです。また、遺伝的に糖尿病になりやすい人ではそうでない人よりも糖尿病になるリスクが高くなります。2型糖尿病は生活習慣と遺伝要因が絡み合って起きるのです。糖尿病は、血中の血糖値が高くなり尿に糖が出るだけでなく、失明や人工透析の一番の原因となっていることはあまり知られていません。初期では自覚症状がないことも多く、あっても少々調子がおかしいのかなくらいにしか思われないこともあります。たとえば、喉の渇き、立ちくらみ、手足が痺れる、だるい、尿の回数が増える、尿の量が増える、月経が不規則になる、性欲がなくなるなどです。体中をめぐる血液中の血糖値が高いことで、体の各所に影響が出、合併症を引き起こことになります。

※医師に指示された服用方法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。

【用量と服用タイミング】
ガルバス錠の推奨用量は、個人の症状によって異なります。
1日の最大推奨用量は100mgです。

通常、ガルバス錠は以下のように使用されます。

• ガルバス錠をスルホニル尿素と呼ばれる別の薬と併用している場合は、1回50mgを1日1回朝に服用します。
• ガルバス錠のみを服用している場合、メトホルミンもしくはグリタゾンと呼ばれる別の薬と併用している場合、メトホルミンとスルホニル尿素もしくはインスリンを併用している場合は、1回50mgを1日2回、朝と夕方に服用します。
• 中等度および重度の腎障害がある、もしくは透析を受けている場合は、1回50mgを1日1回朝に服用します。

【服用方法】

• ガルバス錠は、医師に指示された期間服用して下さい。長期服用が必要となる場合もあります。
• 薬が適切に作用しているかどうか確認するため、症状の定期的なモニタリングが行われます。

【服用を忘れた場合】
薬の服用を忘れたら、思い出し次第直ぐに服用し、次の用量からは通常通り服用を再開して下さい。
もし思い出した時間が次の服用時間に近い場合は、1回分を飛ばして下さい。
忘れた用量を補うために倍量服用しないで下さい。

【服用を中止する場合】
医師の指示が無い限りは服用を中止しないで下さい。

• 本剤の成分に対しアレルギーをもっている患者へ使用をさけること。
• 他の薬を使用している場合は投与前に医師と相談すること。
• 妊婦、または妊娠している可能性のある患者への投与は避けること。
• お子様の手の届かない場所に保管して下さい。
• お客さまの自己責任にてお使いいただけますようお願いします。
• 服用後に体に異変を感じましたら、すぐ医師などにご相談下さい。
• 開封後は涼しい直射日光を避けて保管して下さい。
• 高齢者へは慎重に投与してください。

下記の症状を持っている場合には医師へ知らせてください。
重い肝臓病、１型糖尿病、糖尿病性昏睡、ケトアシドーシス、重い外傷や感染症、肝臓病、腎臓病、心臓病、脳下垂体機能不全、副腎機能不全、栄養不良状態、衰弱状態、不規則な食事や食事摂取量の不足、アルコール摂取量の多い人、他の血糖降下薬を飲んでいる人

下記のお薬を使用している場合には医師へ知らせてください。
オイグルコン、ダオニール、グリミクロン、アマリール、ＳＵ薬、ＢＧ薬、インスリン抵抗性改薬、インスリン注射薬、、降圧薬(β遮断薬)、フィブラート系高脂血症治療薬、ステロイド薬、甲状腺ホルモン薬、ACE阻害薬