チオリダジン （メレリル ジェネリック）

チオリダジンは統合失調症の治療に使用されます。

思考や気分に影響を与える脳内の化学物質伝達物質であるドーパミンの作用を遮断することによって作用します。

静置性低血圧（起立時の血圧の急激な低下）、眠気、口渇、随意運動の異常、パーキンソニズム、体重増加、アカサジア、ジストニア、便秘

チオリダジンの長期使用は、極度の体温、筋肉の硬直、精神状態の変化を特徴とする神経弛緩性悪性症候群および遅発性ジスキネジー（不随意で反復性の身体運動をもたらす障害）を引き起こす可能性があるため、予防措置をとる必要があります。

女性または老人またはアルコール中毒患者の場合、チオリダジンによる治療中に低血圧を発症する危険性があります。
狭視野緑内障（視覚障害を引き起こす眼圧上昇）、前立腺肥大（前立腺と呼ばれる臓器の拡大）、心疾患またはてんかんに苦しんでいる場合は、医師に相談してください。
チオリダジンを長期間、または高用量で、または肝疾患にかかっている場合は、定期的な検診を受けなければなりません。
チオリダジンは精神的および/または肉体的能力を損なう可能性があるため、機械を運転したり操作したりしないでください。
妊娠している、または妊娠予定の方、または母乳育児をしている場合は、医師に相談してください。

 

不安や緊張などの気分をやわらげ、意欲を高めるお薬です。うつ病やうつ状態、パニック障害、強迫性障害、社会不安障害の治療に用います。成分のひとつである塩酸チオリダジンは、併用禁忌のクスリが非常に多いため注意が風様です。

投与開始後2～4週間を経過しても改善が見られない場合は、他の治療を検討すること。
他の薬との飲み合わせが悪い物があるので医師と相談すること。
心臓,腎臓や肝臓の悪い人など持病のある人は医師と相談すること。
服用後にめまい，傾眠等が起こることがあり、自動車の運転やその他危険を伴う作業を行う場合には注意させる。
急に飲むのを中止すると反動で具合が悪くなる場合があります。

(1)本薬の成分に過敏症の既往歴のある患者に投与すべきではない
(2)心血管疾患、骨髄抑制、血液疾患をもっている患者への投与
(3)2歳未満の子供

以下の症状を持っている場合には投与前に医師へ相談してください。
心臓病、肝臓病、腎臓病、褐色細胞腫、動脈硬化症、てんかん、重い呼吸器系の病気のある人

チオリダジンの他に次のお薬へアレルギーがある場合には医師へ伝えてください。
クロルプロマジン、フルフェナジン、ペルフェナジン、プロクロルペラジン、プロメタジン、トリフ
アルコールと一緒に飲むと副作用が強まる可能性があります。

次のお薬と併用するとチオリダジンの効果へ影響を与える可能性があります。
リチウム、経口避妊薬、ホルモン補充エストロゲン、ワルファリン、喘息治療薬や気管支拡張薬、失禁治療薬、インスリンや糖尿病治療薬、麻酔薬、臓器拒絶反応を防ぐためのお薬、覚せい剤またはADHD薬、パーキンソン病治療薬、

高齢者へは心不全、突然死、肺炎を引き起こす可能性があります。
チオリダジンは認知症に関連した病状には使用しないでください。

妊娠中に使用すると新生児に影響がある可能性があります。

必ず子供の手の届かないところへ保管してください。