テベテン (エプロサルタン)

テベテン (エプロサルタン)は、高血圧および心不全の治療に使用されます。また、脳卒中や心臓発作のリスクを低下させることもあります。

テベテン (エプロサルタン)はアンジオテンシン受容体遮断薬（ARB）です。血圧を下げ、また、心臓の負担を減少させるために血管を弛緩させることで作用します。

めまい、背中の痛み、恥骨炎、血液中のカリウム濃度の上昇

• テベテン (エプロサルタン)は食事の有無にかかわらず摂取することができますが、いつも同じ時間に服用することが推奨されています。
• 症候性低血圧を軽減するために、最初の用量は就寝前に服用することが最善とされています。
• テベテン (エプロサルタン)は、血液中のカリウムのレベルを上昇させる可能性があります。治療中、カリウムサプリメントやバナナやブロッコリーなどのカリウムが豊富な食品の摂取は避けてください。
• 呼吸に影響する可能性のある唇、舌、および喉の急激な腫脹があれば、すぐに医師に連絡してください。
• 過去に腎臓や肝臓の問題があると診断されたことがある場合は、医師に連絡してください。
• 妊娠中、または妊娠を計画中であるか、授乳中である場合は、医師にご相談ください。

Q.テベテン (エプロサルタン)は何に使用されますか？
テベテン (エプロサルタン)は、高血圧の治療に使用されます。

高血圧の治療に使われるアンギオテンシンII受容体拮抗薬の一つで、レニン-アンギオテンシン系に作用します。先ず、血管の平滑筋のAT1レセプターへのアンギオテンシンIIの結合を阻害し、血管を拡張させる。次に、交感神経系ノルアドレナリンの合成を阻害し、さらに血圧を減少させる。

高血圧は、血圧が正常範囲を超えて高い状態が続くことです。誰しも、興奮したり運動するなどした際に一時的に血圧が上昇することはあります。しかし、正常であればその後は正常値範囲内に戻るのが普通です。しかしながら、高血圧の人の場合は平常時に血圧が正常範囲を超えている状態を維持しています。

なぜ高血圧が問題なのでしょうか。それは、高血圧が脳卒中、心疾患、腎不全などの重大な病気の発症リスクを高めるためです。

高血圧の原因はいくつかあります。ひとつは原因がわかっていない本態性高血圧です。もうひとつは、ホルモン異常などに起因する二次性高血圧です。

本剤（テベテン）の使用により、思考や反射能の低下を招くことがあります。乗り物の運転や機械の操作をする際は十分な注意が必要です。 本剤（テベテン・プラス）とアルコールを摂取した場合、血圧を下げ、思わぬ副作用を招く恐れがあります。

妊娠している、または妊娠する可能性のある場合は使用してはいけません。授乳中の使用は中止してください。