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イダルビシン 注射 (イダマイシン ジェネリック)

イダルビシン注射は抗がん剤です。血液癌(急性リンパ球性白血病)の治療に使用されます。注射薬ですので医師の管理下でのみ使用されます。

同義語

イダマイシン ジェネリック, Generic Idamycin

有効成分

イダルビシン, Idarubicin

その他のブランド名

ザベドス, Zavedos

包装

1

製造元

P. Upjohn, Pfizer

形状

注射バイアル

含有量

5mg

製造国

インド

SKU

2367

【イダルビシン注射】 医師へご確認ください。

【イダルビシン注射】 アルコールとの相互作用は不明です。医師へご確認ください。

【イダルビシン注射】 妊娠中に使用するのは危険です。ヒトの胎児へのリスクがあるという肯定的な証拠がありますが、 例えば生命を脅かすような状況で妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には許容される可能性もあります。医師にご相談ください。

【イダルビシン注射】 母乳育児中の使用は危険です。研究データでは、この薬剤が乳児に毒性を引き起こすか、または母親の母乳栄養が望ましくない状態となることが示唆されています。

【イダルビシン注射】 気分がすぐれないようであれば運転は行わないで下さい。虚弱感や衰弱を感じた場合、特に治療中に運転しなければいけない状況となった場合は、特別な注意が必要です。

【イダルビシン注射】 腎疾患がある場合は注意が必要です。用量調整が必要となることがありますので医師へご相談ください。薬の使用を始める前に腎機能検査が必要となる可能性があります。

【イダルビシン注射】 肝疾患がある場合は注意が必要です。用量調整が必要となることがありますので医師へご相談ください。薬の使用を始める前に肝機能検査が必要となる可能性があります。

シルデナフィル

イダルビシン

使用方法
イダルビシン注射は、血液癌(急性リンパ球性白血病)の治療に使用されます。
効能・効果
イダルビシン注射は、アントラサイクリンと呼ばれる薬物クラスに属する抗癌剤です。 癌細胞の複製を遅延または停止させ、それにより癌組織の増殖を阻害することによって作用します。
一般的な副作用
吐き気、嘔吐、血小板減少、頭痛、白血球数減少、白血球(好中球)数の減少、脱毛、発熱、貧血、悪寒、下痢、口内炎、粘膜炎症、灼熱感、食欲の低下
専門家のアドバイス
  • 心臓病や胃腸障害がある場合は、医師にご相談ください。
  • 男性は、イダルビシン注射による治療を終了した後、少なくとも3ヶ月間は、避妊を行うことが推奨されます。
  • 生ワクチンによる予防接種は避けるべきです。
  • 肝機能および腎機能は、治療前および治療中の従来の臨床検査(血清ビリルビンおよび血清クレアチニンを指標)で評価する必要があります。
  • 血液尿酸値、カリウム、リン酸カルシウム、およびクレアチニンは、最初の治療後に検査する必要があります。
  • イダルビシン注射はめまいを引き起こす可能性があるため、車の運転や機械の操作、精神的な注意と調整を必要とする活動を行う前には注意を払わなければなりません。
よくある質問
Q.イダルビシン注射は水疱を起こしますか?
イダルビシン注射は、投与される静脈の炎症を引き起こすことがあります。 静脈内投与部位で漏出が生じた場合には、周辺組織の刺激および潰瘍化が懸念されます。

Q.イダルビシン注射とは何ですか?
イダルビシン注射は、乳癌や急性骨髄性白血病(白血球の癌の一種)の治療薬として、他の薬剤による治療が好ましくない場合に、他の薬剤と組み合わせて使用されます。

Q.イダルビシン注射はどのように作用しますか?
イダルビシン注射は、癌細胞の増殖を阻害することによって作用します。

基本情報
抗がん性抗生物質で、DNAと結合してDNAポリメラーゼの働きを阻害するとともに、トポイソメラーゼⅡの働きも阻害してDNAの複製を阻みます。急性骨髄性白血病、または慢性骨髄性白血病が急性転化した場合の治療に使用されます。
警告
(1)投与は、緊急時に十分対応できる医療施設において白血病の治療に十分な知識と経験を持つ医師のもとで行うこと。
(2)使用の際は、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説明し、同意を得て投与を開始すること。
(3)強い骨髄抑制作用を有する薬剤であり,本剤に関連したと考えられる死亡例が認められている。投与したすべての患者に強い骨髄抑制が起こり,その結果致命的な感染症(敗血症,肺炎等)及び出血(脳出血,消化管出血等)等を引き起こすことがあるので、次につき十分に注意する。
(a)本剤の使用後に認められる骨髄抑制は重篤かつ長期に持続することもあるので、感染予防や致命的な出血の予防に十分な対策を講じる
(b)重篤な感染症を合併している者には使用
(c)本剤投与時に前治療又は他の薬剤による骨髄抑制を起こしている患者では,治療上の有益性が危険性を上回ると判断されるとき以外は投与しない
(d)投与開始後は,頻回に血液検査を行うなど患者の状態を注意深く観察し,重篤な感染症又は出血等を引き起こした場合は中止し,必要な処置を行う
(4)心筋障害作用を有するため,慎重に患者を選択し,本剤が適切と判断される症例にのみ投与し,次の患者には投与しない
(a)心機能異常又はその既往歴のある者  (b)他のアントラサイクリン系薬剤等,心毒性を有する薬剤による前治療が限界量(塩酸ダウノルビシンでは総投与量が25mg/kg,塩酸エピルビシンでは総投与量がアントラサイクリン系薬剤未治療例で900mg/m2等)に達している患者  (5)本剤に対し重篤な過敏症の既往歴のある者には投与しない。なお,使用にあたっては,添付文書を熟読のこと
高齢者への投与
高齢者では、用量に注意し患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。(高齢者では肝・腎機能が低下していることが多いため、高い血中濃度が持続するおそれがあるため。また,一般に高齢者では生理機能の低下に伴い、心毒性、骨髄抑制の症状が出やすい)
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
(1)妊婦:妊婦又は妊娠している可能性のある者は使用しないことが望ましい。(動物実験で催奇形性、胎児毒性などが報告されている)
(2)授乳婦:授乳婦に投与する場合は授乳を中止させること。(動物実験で乳汁中への移行が報告されている)
小児等への投与
(1)未熟児,新生児,乳児,幼児又は小児に対する安全性は確立していないので、小児等に使用する際は副作用の症状に特に注意し,慎重に使用する。なお,使用成績調査では、小児(15歳未満)での副作用発現率は100.0%だった。
(2)乳幼児及び小児では、アントラサイクリン系薬剤による心毒性を起こしやすいとの報告があるので,本剤投与後も定期的に心機能検査を実施することが望ましい。
適用上の注意
(1)投与経路:静注にのみ使用すること。
(2)投与時の注意
*静注により血管痛,静脈炎,血栓を起こすことがあるので,注射部位,注射方法等について十分注意し,注射速度をできるだけ遅くする(5~10分)。また,同一部位への反復投与によって血管の硬化が起こることがある。
*静注に際し,薬液が血管外に漏れると,注射部位に疼痛,灼熱感,炎症,腫脹,壊死を起こすことがあるので,点滴の側管を利用するなど,薬液が血管外に漏れないように十分に注意して投与する。
*21G又はそれより細い針を使用する[太い針を使用すると,ゴム栓コアが発生する可能性が高くなり,また,同一ヵ所に複数回刺した場合にも,ゴム栓コアが発生する可能性が高くなる]
(3)調製時の注意
*溶解時のpHにより安定性が低下したり,他の薬剤と混合することにより沈殿を生じることがあるので,混注を避け,注射用水に溶解して投与する
*溶解後できるだけ速やかに使用する。なお,やむを得ず保存を必要とする場合でも,室温保存で24時間以内に使用する
その他の注意
*無菌状態に近い状況下(無菌室,簡易無菌室等)で治療を行うなど十分な対策を講じる