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食物アレルギーを持つ子供の親もまたアレルギー?

2016年10月12日(水曜日)(HealthDayのニュース)

食物アレルギーを持つ子供の親の多くが、自分にもアレルギーがあると信じているがそれは誤りであることが、新しい研究でわかりました。

研究では、彼らは自分の子供と同じように子供のころ、食物アレルギーを持っていたと述べた親もいました。
しかし、食物アレルギーに陽性反応を示したのは、両親の3分の1よりも少なかったのです。
この研究は、『アレルギー、喘息および免疫学実録』へ10月12日に掲載されました。

「テストしなかった親もおり、食品に対しての以前の反応からアレルギーを想定しているか、または、それらは適切にテストされていないため、本当はアレルギーを持っていない可能性があります。
血液や皮膚プリックテストを含むアレルギー検査も、常に信頼できるものではありません。」と、共同執筆者のメラニーマキヤ博士は、ジャーナルのニュースリリースで述べています。


この研究は、子供が食物アレルギーを持つ約2500人の親を対象に行われました。
これらのうち、両親のほぼ14%は、彼ら自身も食物アレルギーを持っていたと述べました。
しかし、研究者らは、実際に両親を検査してみると、本当にアレルギーがあったのは、28%にすぎなかったことが分かりました。

共同執筆者のレイチェル・ロビソン博士によれば、これまでの研究では、一般的な成人集団に焦点を当てています。
我々は陽性の検査結果が、食物アレルギーを持つ子供の親でより一般的であったことを見つけたものの、血液中の実際のレベルは非常に低かったです。アレルギー検査で陽性が低いか偽の陽性である可能性が高いのです。
これは、アレルギーのあらゆる種類のために適切なテストが、特に食物アレルギーで重要だとロビンソン博士は述べています。

「興味深いことに、我々はまた、食物アレルギーを何も報告しなかった両親のうち、例えば、ピーナッツとゴマに対してのアレルギーで陽性になったことがわかりました。」
と彼女は述べました。

(記事元)https://medlineplus.gov/news/fullstory_161454.html