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閉経前のコールドフラッシュは良くあることですか?

35歳を超えていて、就寝直前や深夜に突然のコールドフラッシュを経験することがある人は、一連の疑問を感じていることでしょう。


<コールドフラッシュが起こるのは何故?>

窓は開いていませんし、エアコンが丁度起動した訳でもありません。
体調は悪くなく、体調が悪い時に感じる寒気とは違うように感じます。

あなたはまた、次のように考えるかもしれません。
「ホットフラッシュや更年期障害については聞いたことがありますが、コールドフラッシュも良くあるものですか?」

「ホットフラッシュはより一般ですが、答えはイエスです。閉経前や閉経中の女性にとって、非常に良く起こる現象です。」と、女性医療専門家であるホーリー・L・タッカー医師は言います。


<コールドフラッシュ中は何が起こりますか?>

通常概日リズムによって夜には多少の涼しさを感じますが、コールドフラッシュは体温が不安定であることの表れである可能性があります。中年期の女性には非常によく見られることです。」

日中は身体活動に従事していることが多く、コールドフラッシュが起こる可能性は低いですが、それでも時折起こることはあります。

皆さんが予想する通り、これはあなたのホルモンが原因で起こります。

「中年期、あなたのホルモンは変動しています。ホルモンの変動により、脳内部の温度計がより敏感になります。すなわち、突然熱い、もしくは冷たい感覚が生じることがあるということです。」と、タッカー医師は言います。

体が一時的に体温を調節できなくなることで、体温が急速に上昇もしくは低下します。


<コールドフラッシュが起きたらどうすれば良い?>

コールドフラッシュはほとんどの場合、突然起こり、数分で消失します。
しかし、一部の症例では最大20分間続くこともあります。

「耐えがたい程ではありませんが、快適ではないでしょう。」と、タッカー医師は話します。
「幸いなことに、この症状を管理するためにできることはたくさんあります。」

1.    就寝前のカフェインとアルコールは避ける:
いずれも体の正常な体温調節システム(中核体温の調節に役だつ機能)を混乱させる可能性があります。

2.    砂糖、辛い食べ物、ニコチンを制限する:
これらもまた、体の温度調節を不規則にする可能性があります。

3.    定期的に運動する:
体重負荷運動、有酸素運動、呼吸訓練をバランス良く取り入れた運動を定期的に行いましょう。
上記は全て体と心を活動的に保ち、これによりストレスや不安を軽減します。
周閉経期および更年期の女性は不安を感じやすいため、これは重要です。

4.    ベッドで靴下を着用する:
これにより、夜中に起こるコールドフラッシュの予防や治療に役立ち、足を温かく保つことができます。


<コールドフラッシュの治療法はありますか?>

「一般的な体温の不安定さ改善に役立つ、ホルモン療法および非ホルモン療法があります。」と、タッカー医師は言います。
「女性の健康専門家に相談し、自分にあった治療法について相談してみましょう。」

出典 2020年7月22日更新 Health essentials『4 Ways Your Genes Affect Breast Cancer Care』 (2020年7月23日に利用)
https://health.clevelandclinic.org/premenopausal-cold-flashes-real-thing/