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JapanRx / 第一三共とエスペリオンがベンペド酸のライセンスで合意

第一三共とエスペリオンがベンペド酸のライセンスで合意

第一三共ヨーロッパは、エスペリオン社とベンペド酸、およびおよびベムペド酸/エゼチミブ配合薬の欧州使用許諾契約を締結します。

ベンペド酸は、肝臓でのコレステロールと脂肪酸の合成を減らす、ATPクエン酸リアーゼ(ACL)阻害剤ではこのクラス初の1日1回服用の経口薬です。
目標の低密度リポタンパク質コレステロール(LDL-C)レベルに達していない、高コレステロール血症を罹患するヨーロッパの多数の患者にとって、新たな治療法の選択肢が切実に必要とされています。
非常にリスクの高い患者でも、目標のLDL-Cレベルに達しているのは32%のみです。

同社によれば、ベンペド酸は他の脂質低下薬と組み合わせて使用​​することができます。
そしてスタチンの摂取で有害な薬物反応(ADR)を経験している目標外の患者には1日1回での服用で手頃な価格の経口薬としての選択肢を提供します。
この治療薬は肝臓特異的作用機序を有し、それによりスタチン療法に関連する筋肉関連ADRを回避できる可能性があります。

このニュースは、約4,800人の患者からなる治験の結果が背後にあり、4,800人のうち3,100人の患者は、ベンペド酸の追加で最大30%のLDL-Cのさらなる低下がみられ、エゼチミブとの併用では最大48%まで低下しました。
第一三共はこれらの地域での商業化を担当し、エスペリオンは開発と製造を担当します。
ライセンス契約の条項に基づき、第一三共はエスペリオンへの1億5000万ドルの前払いと、初回の商業販売および売上ロイヤルティに基づく1億5000万ドルの追加マイルストーン支払いを行います。

エスペリオンの社長兼最高経営責任者であるティム・メイレーベン氏は次のようにコメントしています。
「この合意は、開発先駆者である会社から商業段階においての会社の成功に向けたエスペリオンの進化の第一歩です。」


【以下のウェブサイトより引用】
http://www.pharmatimes.com/news/daiichi_and_esperion_agreement_for_bempedoic_acid_1274162