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注意すべき軽度の心臓発作の症状

心臓発作は、致命的になり得る深刻な症状です。
これは、心臓に血液や酸素を供給する動脈が、脂肪の沈着やプラークによって詰まることで起こります。
プラークが破裂すると、血栓が形成され、動脈を塞ぐ可能性があります。
そして、この動脈閉塞が原因で、心臓発作が起こります。

アメリカ疫病予防センターによると、米国では40秒に1人が心臓発作を発症しているといいます。
すなわち、年間約805,000人のアメリカ人が心臓発作を起こしていることになります。
さらに憂慮すべきなのは、報告された心臓発作の5分の1が無症状であったということです。
これは、当人が気づかない内に心臓発作が起こったことを意味していますが、症状が無かったとしても、心臓は既に損傷しています。

とはいえ、軽度の心臓発作の初期症状を認識することは非常に重要です。
そうすることで、問題に迅速に対処し、より深刻な問題の発生を防ぐことができます。

軽度の心臓発作は、より深刻な症例と同程度に危険です。
耐えがたい痛みの症状が無くても、医学的な緊急事態であると見なされます。
軽度の心臓発作は、心臓への血液供給が部分的に遮断されることで起こります。
場合によっては、軽度の心臓発作を起こしても、ただの消化不良だと考える人もいます。

「軽度の心臓発作と診断を受けた場合は、恐らく心臓にそこまでの損傷がなく、まだ正常に機能しているということでです。」と、循環器専門医のジョゼフ・キャンベル医師はこの症状について話しています。

しかし彼によると、心臓の永久的な損傷を防ぐためには、この問題にできるだけ早く対応する必要があるといいます。
「心臓発作後の健康状態は、いかに早く行動したかによります。緊急医療処置を受けるのが早ければ早いほど、心臓に起こる永久的な損傷が減る可能性が高まります。」と、彼は付け加えました。

国民健康サービス(NHS)は、注意すべき軽度の心臓発作の明らかな兆候をリスト化しています。
これには、息切れ、立ちくらみ、衰弱感、不安、極度の疲労感、胸痛が含まれます。
軽度の心臓発作では、胸痛は胸が圧迫されたり、狭窄したように感じ、顎、首、腕、背中に痛みが広がる可能性があります。

NHSは、これらの兆候と症状を組み合わせて考えることで、軽度の心臓発作を起こしているかどうかの特定に役立つと述べています。
症状は数日間続くこともあれば、突然現れることもあります。
いずれにせよ、医師の診察は問題の解決に大いに役立ちます。

出典 2020年1月29日 Medical Daily『Mild Heart Attack Symptoms To Watch Out For』(2020年2月5日に利用)
https://www.medicaldaily.com/mild-heart-attack-signs-symptoms-449004