電話: (050) 5534-5772

平日09:30~18:30(日本時間)

JapanRx / 母親の40%が出産後にうつを経験する

母親の40%が出産後にうつを経験する

最近の研究によると、母親は出産後、打ちのめされたりうつの症状を経験するだけでなく、産後のケアを無視しがちであるといいます。

出産後最初の3カ月間は、初産であるか否かによらず、簡単にはいきません。
オーランド・ヘルスが行った調査によると、出産後数週間の間にうつや不安を経験する女性は40%にのぼるといいます。

1,229人の女性を対象としたこの調査では、赤ちゃんと同様に自身の健康を労わる母親は全体の63%であり、37%(18歳~34歳)は自身よりも赤ちゃんの健康を優先していることもわかりました。
こうした女性は羞恥心のため医学的サポートを受けようとせず、Parents magazineによると、3人に1人が出産後の自分の体を恥ずかしいと感じると答えたといいます。

オーランド・ヘルス・ウィニーパルマー産科病院の産婦人科医であるMegan Gray氏は、より多くの女性が妊娠第4期(通常3カ月続く、新生児が外の世界に適応する方法を学ぶ期間)に起きる困難について知り、助けを求めても何の問題もないことを理解できるようになると良いと考えています。

「出産後数カ月は学習経験の連続であり、打ちのめされたように感じているなら、それはあなただけではありません。」と彼女は話します。

彼女はまた、出産後は赤ちゃんが多くのケアを必要としているため不可能なように思えたとしても、自分自身のケアも行うことが重要であると付け加えました。

カリフォルニアに拠点を置き、出産前後のメンタルヘルスを専門とする心理学者であるKatayune Kaeni氏は、母親になることには変化と移行、感情的及び身体的困難が必要となると述べました。

しかし、母親が自身を気遣うことも大切ですが、これは全て母親の好み次第です。
Kaeni氏は、全ての母親が同じという訳ではないと述べています。
「赤ちゃんから離れる必要がある人もいれば、そうでない人もいます。どちらでも問題ありません。」

セルフケアとは、誰かに助けを求めたり、音楽を聴いたりするなど、簡単なことで良いのです。

出典: 2019年6月24日更新 Asia One 『Forty per cent of moms get depressed after giving birth, study says』(2019年6月24日に利用)
https://www.asiaone.com/women/forty-cent-moms-get-depressed-after-giving-birth-study-says