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JapanRx / 午後9時前のジャンクフード広告を禁止しても、子供のカロリー摂取量は1日2カロリーしか減らない

午後9時前のジャンクフード広告を禁止しても、子供のカロリー摂取量は1日2カロリーしか減らない

午後9時以前のジャンクフード広告を禁止したところ、子供の摂取カロリーは1日2カロリー分しか減らず、これはSmartie(砂糖がけチョコレート菓子)1個の半分相当です。

イギリスの閣僚は、国内の肥満危機に対処するため、日中はテレビやウェブサイト上の宣伝を排除することを計画しています。

健康運動家は、子供たちは脂肪分や砂糖、塩が多く含まれた食品の”容赦ない”広告にさらされていると主張しています。
しかし政府が行った調査によると、この物議を醸している政策では、子供の摂取カロリーを1日当たり2.28カロリー分しか削減できないことが示されました。

広告業界はこの数字を、”大海の一滴(わずかな量であるという意味)”と呼びました。

イギリスのデジタル・文化・メディア・スポーツ省が行った過去の研究では、子供が見るジャンクフードの広告は週1.5個のみであり、テレビでは1日20秒以下であることが明らかになりました。

政府は、この問題に関する協議が6月に終了した後、重要な分岐点を迎える可能性があります。


- 大海の一滴
この政策が実施されると、企業は午後9時から午前5時半までしか広告を出せなくなります。

政府閣僚はまた、1つ買うともう1つが無料となるジャンクフードのディスカウントオファーや、甘い飲み物の飲み放題を提供する店を禁止する計画について協議しました。

保健省の影響分析によると、この政策によって削減できる子供の摂取カロリーは1日わずか8カロリー(チョコレート菓子Malteser1粒以下)であることが明らかになりました。

そして、店の入り口やレジに健康に悪い食品を陳列することを禁止すれば、1日9カロリー分の削減となる可能性がありますが、これは小粒のキャンディSkittles2粒以下に相当します。

広告協会の責任者を務めるStephen Woodford氏は、次のように述べています。
「私たちが楽しむ人気番組の代金を支払っている広告を禁止するよりも、子供たちにより活発なライフスタイルを送るように症例する方が、肥満に取り組むためにはるかに良い方法であると言えるでしょう。」

出典:2019年4月9日更新 The Sun 『Banning junk food adverts before 9pm will cut just two calories a day from children’s diets — equal to less than half a Smartie』(2019年6月13日に利用)
https://www.thesun.co.uk/news/8828458/banning-junk-food-adverts-9pm/