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メキシコのTVスターがサナダムシに感染した豚肉を食べ、寄生虫感染症により死亡

母国メキシコで愛される俳優のセバスチャン・フェラは、感染症との長く恐ろしい戦いの末に亡くなりました。
報道では、汚染された豚肉により感染症を発症したとされています。

41歳であったセバスチャン・フェラが日曜日に亡くなり、ファンは悲しみに暮れています。
地元メディアは、彼の命を奪った病気は、脳や筋肉、その他組織を攻撃する寄生虫感染症である嚢虫症であったと特定しました。
報道によると、さまざまなテレビドラマへの出演で知られるこの俳優は、悪くなった豚肉を食べた後、致命的な感染症を発症したといいます。

伝えられるところによると、彼は病院で数ヶ月間昏睡状態にあり、最終的には感染症に屈することになりました。

嚢虫症は悪くなった豚肉を食べることで発症することもありますが、実際は人間の糞に見られるサナダムシの卵で汚染された食べ物や飲み物を摂取することで起こります。
一部の症例では、元々は人間が感染したサナダムシから発生した卵を豚が食べることで感染します。

嚢虫症は、世界保健機関のいわゆる「放置された疾患」リストに含まれています。
これは主に熱帯もしくは亜熱帯の条件下で流行し、「適切な衛生環境が無く、感染を媒介する動物や家畜と密接な摂食が起こる貧困地域」に影響する疾患群です。

残念なことに、セバスチャン・フェラの症例は、この感染症は誰もが標的になり得、たとえTVスターであっても安全ではないことの証明となりました。

出典 2019年12月30日更新 The Gardian『Beware the APORKALYPSE? Mexican TV star dies from parasitic tissue infection after reportedly eating TAPEWORM-contaminated pork』(2020年1月17日に利用)
https://www.rt.com/news/477102-pork-tapeworm-death-infection-mexico/