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マグネシウムの摂取によるうつ症状の軽減

マグネシウムの助けを借りて600個の生化学反応が触媒されますが、ミネラルの重要性は十分に強調されていません。
特に、大うつ病(MD)の症状の管理にマグネシウムを摂取することの利点については、精神科医でも滅多に話されません。

処方される治療薬は、セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)、三環系抗うつ薬(TCA)、あるいは認知行動療法(CBT)に限定されています。
MD患者の60%が治療抵抗性うつ病(TRD)の症状がみられるため、これらの薬物療法での無効性が懸念されています。

この疾患は、2017年に米国で1,730万人の成人が罹患しており、年に少なくとも1回の大うつ病の症状が現れる主要な障害です。  
2017年の全国薬物使用健康調査(NSDUH)によると、成人の35%がまったく治療を受けていないとのことです。
このように、精神疾患の健康管理には大きなギャップが示されています。
1921年というずっと以前から、研究ではマグネシウムの治療効果が繰り返し証明されてきましたが、ミネラルは推奨されないままです。
そのため、ここでは、うつ病とその副産物あるいは派生物の治療におけるマグネシウムの有用性を示す5つの研究を示します。 

軽度から中等度のうつ病
バーモント大学の研究者は彼らの研究のために126人を登録しました。
登録者の半分は登録後すぐに500mgの塩化マグネシウムのサプリメントを4錠を服用しました。
その後、彼らは6週間サプリメントの服用を中止するように言われ、
それ以外の他の患者は意識的にグループと一緒の時期に服用しないように調整されました。
彼らはうつ病のために服用している通常の治療薬と一緒にマグネシウムを服用しました。
患者がサプリメントを摂取している間、研究者たちは、4日置きに電話を定期的かけて、徴候と副作用を確認しました。
標準的な患者健康調査票9(PHQ-9)を使用して評価され、被験者は一般的な基準でのうつ病の評価において、
平均6ポイント低い評価を受けました。 

興奮性うつ病 
1921年に発行された『American Journal of Psychiatry』誌の初回号には、
興奮性うつ病に苦しんでいる50人の患者で行われた研究が示されています。

なんと被験者には220回分もの硫酸マグネシウムの皮下注射が施されました。
以前は眠れなかった患者はマグネシウムの効果で4〜6時間快適に眠ることができ、90%成功を収めました。
鎮静剤による副作用があった人は、同様に皮下に与えられる塩化カルシウムによって緩和されました。

不安障害とてんかん
乳酸マグネシウムとビタミンB6が不安障害とてんかんを持つ25人の患者に組み合わせて与えられました。
彼らの一般的な幸福に関する肯定的な結果は、治療開始から14日以内に増加し、更にあと14日が過ぎたときに再度増加しました。 

躁うつ病
WebMDによると、急速周期性双極性障害(RCBD)は、双極性障害に罹患している人々の10〜20%に発症します。
RCBDを患っている10人の患者に最大32週までの異なる時間間隔で、マグネシウムが投与されました。
その効果は、躁病の発作を制御するために広く使用されているマグネシウム投与患者の50%についてのリチウムの臨床結果と同等でした。
研究によると、リチウムは多くの副作用を伴うことがあり、
マグネシウムは恐らく躁うつ病を治療するための代替手段として使用できる可能性があるといいます。
ただし、この結果はさらに調査が必要であるため、慎重に観察する必要があります。 

慢性疲労症候群
慢性疲労症候群(CFS)の患者は、さらにうつ病と診断される可能性が高いとされています。
32人の患者を対象とした臨床試験では、15人が週に6回筋肉内注射にて硫酸マグネシウムが投与されました。
そして他の17人の患者はプラセボ薬で治療されました。 プラセボ群でない患者は、
エネルギーレベルが痛みの減少と共に改善したことが観察されました。

CFS患者の方が低くなる傾向がある赤血球内のマグネシウムは、マグネシウムを摂取した患者では正常レベルに戻っていました。  

【以下のウェブサイトより引用】
https://www.medicaldaily.com/magnesium-consumption-appears-improve-depression-symptoms-433069