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サングラスは目に悪いのか、目を保護する効果があるのか?

サングラスを着用することで紫外線から目を守ることができますが、常に着用していると、驚くべきことに良い影響ではなく、目に悪い影響を及ぼします。
代替医療の支持者でオステオパシー医であるジョセフ・マイケル・メルコラ医師は、この問題に対しビタミンDの最適化で用いる対処法と同様のアプローチをとっています。

まず第一に、日光を浴びることは視力にとって有益でもあることを示す多くのエビデンスが存在していますが、長時間にわたって目に強い紫外線を浴びることは避ける必要があると、メルコラ医師は述べています。

日光は実の所、目に栄養をもたらします。
しかし、ハーバード大学医学部眼科教授のC.スティーブン・フォスター博士がタイム紙上で述べたように、例えば車のフロントガラスによる反射光や晴れた日の車内などでは、サングラスを用いると良いでしょう。

フォスター博士は、これは紫外線を倍量取り入れるようなものである為だと話します。
「太陽からの直射日光と、反射光からの二次的な日光両方を浴びているのです。」

彼によると、太陽光線は高地でさらに強くなり、このため目のリスクが高まります。
「サングラスをかけることで、こうした懸念から人々の目を保護することができます。」と彼は結論付けています。

タイム誌によると、サングラスの選択における究極のガイドラインとしては、UVA(紫外線A波)とUVB(紫外線B波)を99~100%遮断できるものを選ぶことであると言います。
サングラスの色や暗さは関係ないのです。

メルコラ医師は、別の理由により、サングラスの定期的な着用を避けることを考え始めるように提案しています。
サングラスを定期着用すると、体の概日リズムの適切な機能に不可欠となる、目に必要な日光の吸収を阻害します。

概日リズムは体の親時計であり、同期には十分な量の自然光が必要です。
この親時計は、視交叉上核と呼ばれる脳内の細胞グループで構成されており、周囲の明暗サイクルと同時に動作します。

この核グループは、目の光受容体に当たる光に依存しています。
体内のその他体内時計も、親時計と同期して機能します。

例えば、親時計が「オフ」の時、体は正常に機能しません。
「特に気分や睡眠が悪影響を受けやすく、うつや不眠症を引き起こす可能性があります。」とメルコラ医師は述べました。

出典: 2019年11月5日更新 Medical Daily『Do Sunglasses Harm The Eyes Or Protect Them?』(2019年11月7日に利用)
https://www.medicaldaily.com/do-sunglasses-harm-eyes-or-protect-445299