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カカオ抽出物はアルツハイマー病の予防に

現在500万人以上のアメリカ人がアルツハイマー病にかかっており、2050年までに1600万人まで増加すると予想されています。
そのため現在、アルツハイマー病の予防方法がさかんに研究されています。

ニューヨーク州にあるマウントシナイ病院のアイカーン氏によると、カカオ抽出物が アルツハイマー病になんらかの効果があるとされています。
医学アイカーン大学院の神経学教授ジュリオマリアパシネッティ博士が率いる研究チームはラバードと呼ばれるカカオ抽出物があることを発見しました。
この物質はアルツハイマー病患者に見られる神経経路損傷を軽減してます。ラバードカカオ抽出物はポリフェノールが高いと調査結果が出ています。

過去の研究ではポリフェノールが多く含まれる食事はアルツハイマー病リスクが低減されるという報告がありました。 最近になってアルツハイマー病を取り扱った雑誌で人間のアルツハイマー病に似せた症状をマウスの遺伝子を組み替えました。これらのマウスでカカオ抽出物を試験しました。
その結果マウス脳内のAβオリゴマーの形成を減少させ、シナプスの損傷を低減しました。 研究チームはAβオリゴマーが互いに凝集する分子のグループであることを説明し、メモリ回路の機能に関与している脳内のシナプス構造を混乱させていると語りました。
Aβオリゴマーは異物を破壊することを意図して炎症反応を活性化しますが実際には脳細胞そのものにダメージを与えています。 パシネッティ博士はアルツハイマー患者の シナプス機能の喪失はは神経細胞損失より記憶機能低下に繋がると語っています。
シナプスへのダメージを低減することがアルツハイマー治療薬を開発することでは重要となります。ラバードカカオ抽出物は治療薬開発の助けになるかもしれないが、物質が脳内でどのように作用するかを調査することが必要と考えられています。
さらに研究チームはラバードカカオ抽出物は安全で安価にアルツハイマー病を予防できる物質であるため栄養補助サプリメントにすることを推奨しました。
ココアが脳の健康に影響を与えるといわれたのはこれが初めてではなく以前ハーバード大学医学部による研究では1日2杯のココアを飲むことで高齢者の記憶力低下を防ぐことができることが報告されました。
またFASEBジャーナルに掲載された研究ではダークチョコレートは心臓の健康にも良く、肥満や糖尿病も防いでくれる報告もありました。

以下のサイトより引用
http://www.medicalnewstoday.com/articles/278702.php