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JapanRx / あと5年生きられますか?血液検査が伝えるもの

あと5年生きられますか?血液検査が伝えるもの

 5年後に自分が生存していられるのか。この気になる関心は、血液検査で答えが得られるかもしれません。

新しい研究では、中年の成人に見られる炎症マーカーが、他の以前の方法よりも長寿の予測がより信頼できることを示唆しています。
炎症マーカーは、癌、慢性心疾患、脳卒中および他の重篤な状態に関連することが知られています。炎症が大きければ大きいほど、病気はより深刻なのです。

この研究では、フランスとイギリスの研究者チームが、45歳から69歳までの6,500人以上の男性と女性で1997年から1999年の間に調査を行いデータを収集しました。
科学者らは、インターロイキン6(IL-6)、C反応性タンパク質(CRP)およびアルファ1-酸糖タンパク質(AGP)を含む炎症マーカーを調べました。
また被験者が2015年まで亡くなっているかどうかを調べました。
以前の研究では、AGPは5年以内の死亡の最も強い予測因子であることが判明しています。
この新しい研究では、カナダ医師会誌に掲載されたばかりですが、IL-6は短期間および長期間での死に関してのよりよい予測因子であることが分かりました。
より多くの研究は必要です。しかし、この調査結果は、個々の健康計画を立てる際に有益です。

「バイオマーカーの研究は急速に進んでおり、我々の研究のように、バイオマーカーの将来の研究を形作るための検査を行うことが重要です。」とユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンのアーチャナ・シン・まノックス教授は語りました。

(記事元)http://www.nydailynews.com/life-style/health/5-years-blood-test-article-1.2891096