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赤ちゃんの心拍数が母親のメンタルヘルスを反映

2020年9月22日 - 不安やうつ病のある母親の赤ちゃんは、心拍数が通常よりも大幅に高くなる可能性があると、新しい研究が発見しました。

そして、これは彼らを長期的な問題の危険があるかもしれないと研究者は言います。

母親と赤ちゃんでの相互作用は、子供の健康な発達に重要な役割を果たしますが、うつ病、不安症、産後ウツの母親は、感情的に子供から離れている可能性があると、ドイツの研究者はその背景について述べています。

ハイデルベルク大学の研究者であるファビオ・ブランコ・ドーモンド氏は、次のように述べています。

「私たちは、母親が不安を感じていたり落ち込んでいたりすると、彼女たちの赤ちゃんは、健康な母親を持つ赤ちゃんよりも、試験中、ストレスに対してより敏感な生理的反応を示しました。」

この予備調査で、研究者は50人の母親とその赤ちゃんについて評価を行いました。

彼らは、不安、または気分が落ち込んでいる母親の愛情が控えめであると、幼児の心拍数は健康な母親の幼児のそれよりも平均して毎分8拍動に上昇したことを発見しました。

「私たちの知る限り、これは3か月の乳児でこの身体的影響が見られた最初の例の1つです。これは、他の生理学的ストレスシステムに影響を与え、刻まれた心理的問題を引き起こす可能性があります。」

と、ブランコ・ドーモンド氏は欧州神経精神医学学会のニュースリリースで述べています。

不安症やうつ病のある母親もまた、自分の赤ちゃんが気難しいと言う可能性が高いことを調査官は発見しました。

しかし、結果が一貫していることを確認するために、より大きなサンプルで研究を繰り返す必要があるとブランコ・ドーモンド氏は言います。

この研究について、ニューヨーク市のマウントシナイ病院アイカーン医学部の女性のメンタルヘルスプログラムのディレクターであるヴィーレ・ベルギンク氏は、次のように述べています。

「この研究は、新しい母親のうつ病や不安障害を診断して治療することが重要であることを意味します。それは赤ちゃんのストレスシステムに即座に影響を与えるからです。」

 

「これまでの研究では、子供に対する産後の気分障害は、短期的だけでなく、長期的にも悪影響を及ぼしました。ほとんどの分娩後、気分障害は妊娠中または妊娠前に始まるため、早期診断が重要です。」

とベルギンク氏は付け加えました。

研究者によると、イライラや気分の変化、軽度のウツ症状などの気分障害は妊娠中および出産後によく見られ、新しく母親となった人の10%〜20%に発生します。

この研究結果は最近、欧州神経精神医学学会のバーチャル年次総会で発表されました。

 

 

 

【以下のリンクより引用】

 

Baby's Heart Rate Reflects Mom's Mental Health

Healthday