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目のケアの為に注意すべきこととは?

最近、夕方になると目がかすむ、遠くがぼやけるなど「夕方老眼」が話題になっています。
スマホなどデジタル機器を朝から晩まで見続けることで文字などが読みづらくなるという症状です。
これら症状は、「スマホ老眼」とも呼ばれ、主に20~30代の若い世代で起きています。
この夕方老眼は、眼球のピントを調節する筋肉が凝ることで起こります。またドライアイも要因です。
ドライアイはエアコンやデジタル機器を見続けることで目が乾燥して起こります。
夕方老眼をケアするには、以下のような方法があります。

1. パソコンの画面の明るさを調節する。
2. 眼の疲れをとるアイピローを利用する。
3. 目のストレッチ運動を行い、適度にマッサージをする。
4. 40度の蒸しタオルを目に10分あてる。
5. 眼精疲労に働きかけるブルーベリーなどの栄養素を摂取する。


このうち1~4は、体の外から働きかけるものですが、5は栄養素の摂取により、体の中から働きかけるものです。

ここでは、眼のケアの為に役に立つ栄養素について、専門にご研究をされている理研ビタミン株式会社ヘルスケア事業部の海貝尚史 博士(薬学)にお話を聞いてみました。
*眼の血流に働きかける栄養素
「眼に働きかける栄養素で良く知られているのは、ビタミンA、ビタミンB1、B2、ビタミンC、ビタミンEなどがあげられます。夕方老眼などを引き起こす眼精疲労対策には、眼の血流に働きかけるクロセチンもよいでしょう。

眼球は、近くを見続けるなどすると、眼のピントを調整する毛様体筋が過度に緊張します。緊張が続くと肩こりと同じように血流が悪化すると考えられています。栄養は、血液の流れによって運搬されているので、血液の流れが滞ると、栄養も運ばれてこないことになります。

すると、毛様体筋は、過度に活動しながらエネルギーが足りない状態となり、栄養の供給が遅れ、さらに眼は疲労します。
よって、眼の血流に働きかけ、血液の流れを正常に保つことが重要です」
日ごろから、眼のマッサージを行って、適切な栄養素を意識することは、夕方老眼に限らず、眼のデイリーケアにとって重要です。勿論、夜更かしをしすぎて、寝る直前までデジタル機器を見続けないよう、生活習慣を見直すことも大切です。

記事元:http://mocosuku.com