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皮膚と気分の関係について知っておくべきこと

私たちの皮膚は、単なる体の包装ではなく、良いものを維持し、悪い物を排出する働きがあります。しかし、日光ダメージやニキビ、酒さ、アトピー性皮膚炎、感染、白斑、脱毛症、免疫系障害などの問題が起こると、全体的な健康状態や見た目の他、もちろん気分にも影響することがあります。

皮膚には重要な働きがたくさんある

HealthCentralの電話インタビューで、西北大学フェインバーグ医学院で皮膚科&小児科の臨床助教授を務めるピーター・リオ博士は、皮膚の主な機能とは水分や重要な栄養素を維持し、アレルゲンや刺激物、感染源を取りこまないようにすることであると言います。加えて、皮膚は私たちの感覚器官およびビタミンD産生の動力源であり、体を保護する役割がありますが、これは主な機能のほんの一部です。

皮膚が機能しないとどうなる?

皮膚の役割はとても多いため、これが機能しなくなると、ありとあらゆる種類の問題が起こります。リオ博士によると、皮膚疾患には2つの主要分類があると言います。1つはバリア機能、もう一つは免疫系の結合です。

皮膚のバリア機能崩壊

皮膚が水分や栄養を維持できなかったり、刺激物やアレルゲン、感染源のような悪いものが入り込むなど、皮膚のバリア機能が適切に働かないと、体に大きなダメージが加わります。少し機能が低下しただけでも、悪循環に陥ることがあります。

免疫系の崩壊

リオ博士は、次のように述べています。「自己免疫により不適切な過活動が起こったり、免疫抑制により妨げられるなどして免疫系が弱まると、たちまち自体が悪化することがあります。」そしてここでも、悪循環に陥ることになるのです。

花粉症とその症状

皮膚の健康に加えて、季節ごとのアレルギー症状も考慮する必要があります。特に春季には花粉症の症状が顕著になります。花粉症は、花粉の飛散量が増える季節に、くしゃみ、鼻水、目のかゆみ、喉の痛みなどの症状を引き起こす可能性があります。

花粉症の対策と薬

花粉症の症状を軽減するためには、マスクの着用や屋内での過ごし方の工夫が必要です。また、セチリジンなどの抗アレルギー薬を服用することも一般的です。セチリジンは、花粉症の症状を和らげる効果がありますが、眠気を引き起こす副作用があることが知られています。

ジェネリック薬とその効果

セチリジンはジェネリック医薬品としても市販されています。ジェネリック薬は、ブランド名の薬と同様の有効成分を含んでおり、同じ効果を持つことが期待されます。ただし、個々の体質によって効果や副作用が異なる場合があります。

セチリジンの服用タイミング

セチリジンを服用する際には、眠気を引き起こす可能性があるため、特に夜間に服用することが推奨されることがあります。これにより、日中の活動に支障をきたすことなく、花粉症の症状を管理することができます。

精神と皮膚の深いつながり

胚が発生すると、初期段階の胚の細胞または組織の最外層である外胚葉によって、皮膚と神経系ができます。つまり、皮膚と神経系は永久的に絡み合っているのです。


【参照記事】

2020年1月21日更新 health central『Skin and Mood: What You Should Know』(2020年1月29日に利用)
https://www.healthcentral.com/slideshow/skin-and-mood-what-you-should-know

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