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栄養ドリンクにご注意!急性肝不全を引き起こす可能性

 栄養ドリンクの飲みすぎは、ビールの飲みすぎと同様あなたの肝臓をいためつけてしまいます。

火曜日にリリースされたBMJ症例報告によると、50歳の建設作業員の男性は3週間、1日に5本の栄養ドリンクをぐいぐい飲んで急性肝炎を発症しました。

 男性には慢性C型肝炎がありましたが医師は栄養ドリンクの飲みすぎが肝不全を引き起こしたと非難しました。

慢性C型肝炎は一般的には症状を生じませんが、栄養ドリンクを飲む習慣がある患者には、突然、腹痛、吐き気、嘔吐、黄疸と尿の色が暗くなるといった症状が生じます。そして、その習慣をやめると症状が解消するのです。

また、肝不全と栄養ドリンクについての別の症例もあります。C型肝炎の既往歴のない健康な22歳の女性もまた、2011年に急性肝炎と診断されました。
彼女は2週間、刺激性栄養剤を1日10缶飲んでダウンしました。

 どちらの症例も患者は、肝臓を傷つけるまで、あまりにも多くのビタミンB3、またはナイアシンを消費しました。
建設作業員が飲んでいた名無しの栄養ドリンクは、1個でナイアシンの彼の推奨される毎日の値の倍もあり、彼はそれを1日4、5本飲んでいました。

「ナイアシンは肝臓毒性を引き起こす可能性が知られている薬剤です。」
とNorthwell Healthの肝臓科のチーフであるデビッド・バーンスタイン氏は、ニュースに語りました。
「我々は、多くのエネルギードリンクが、異常な肝臓検査および補完代替医療からでも肝不全が確認されています。」

BMJの報告書では、多くの場合、サプリメントとして商標されている栄養ドリンクは、カフェインと心臓、肝臓、腎臓に影響するナイアシン、ガラナや人参などの刺激剤が含まれていることを指摘しました。

「栄養ドリンク市場が急速に拡大し続けるに従って、消費者が様々な成分の潜在的なリスクを認識しておく必要があります。」とBMJ報告書の著者は書いています。
「ナイアシンなどのビタミンや栄養素は、1日当たりの推奨摂取量を超える量で存在し、有害な蓄積と毒性に対する高いリスクがあります。」

2013年市場動向報告書によると、レッドブル、モンスター、ファイブアワーエナジーなどの栄養ドリンクは、2008年から2012年の間に60%上がり、売上高は2017年までに$21億ドルを超えるだろうとしています。

また、栄養ドリンク関連での救急外来の訪問数は2007年から2011年の間に倍増したことをthe Drug Abuse Warning Networkは報告しました。
これらの飲料中のカフェインが心臓や神経の障害、高血圧、動悸、めまい、
頭痛や吐き気などに関係する最も一般的な原因となっています。
メイヨークリニックは、パンチロックスターの缶を飲んだ若者にストレスホルモンレベルが74%上昇したこと、また血圧が6%増加したことを報告しました。

CDCはまた、栄養ドリンクとアルコールを混ぜて飲むのは、3倍以上の危険性があると警告しています。

(記事元)http://www.nydailynews.com/life-style/health/buzzkill-energy-drinks-acute-liver-failure-article-1.2854307