日焼け止めに注目する
2021年7月3日（ヘルスディニュース）- 日焼け止めはプールやビーチで遊んだりするだけのものではありません。
日焼け止めを毎日使用すると、皮膚がんのリスクを減らすことができると専門家は言います。
皮膚がん財団によると、少なくともSPF15の日焼け止めを毎日使用すると、メラノーマ（最も致命的なタイプの皮膚がん）のリスクを50％下げることができます。
ニュージャージー州にある医療ネットワークのハッケンサック メリディアン ヘルス（Hackensack Meridian Health）によると1日のほとんどを屋内で過ごす場合は、SPF 15で日焼けは十分に保護できますが、1日の最も暑い時期に屋外で過ごす時間が長い場合は、SPFが高く、おそらく水と汗に強いタイプの日焼け止めを使用する必要があります。
SPFは「日焼け防止係数」の略です。この数値は、日焼け止めを塗っていない時間と比較して、日焼け止めを塗っているときに太陽のUVB光線が肌が赤らみ始めるまでにかかる時間を示します。
つまり、SPF 30製品を指示どおりに使用すると、日焼け止めを使用しなかった場合よりも日焼けに30倍の時間がかかります。
最良の選択は、皮膚を赤らめる光線と老化と日焼けを引き起こす光線の両方から保護する広域スペクトルのある日焼け止めです。
日焼け止めの一般的な問題は、人々がそれを十分に塗布していないことです。
ハッケンサックメリディアンヘルスはニュースリリースの中で、耳、頭皮、足、首などの体の部分にまで完全に塗布し、曇りの日でもたくさん日焼け止めを塗る必要があると説明しています。
日焼け止めを塗った後も、つばの広い帽子や紫外線を遮断するサングラスなど、他の種類の保護具を使用する必要があります。
特に、水泳をしたり汗をかく場合は、通常、日焼け止めは2時間ごとに再度塗布する必要があります。
日焼け止めの有効期限を確認することも重要です。
ほとんどの日焼け止めは、最大3年間、元のレベルの日焼け止め効果を維持するように作られています。
お持ちの日焼け止めの使用期限が切れている、または3年以上経過している場合は、捨ててください。
高温で保存されていた、または色や使用感などで明らかな変化がある日焼け止めも、捨てるべきです。
【以下のリンクより引用】
Healthday