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教育は生涯にわたって脳に利益がある

2020年8月12日 - 新しい研究は、あなたの両親がいつもあなたに言っていたことを確実にします。

教育を受けることは、キャリアの機会とより高い給与への扉を開きますが、それは老後のあなたの幸福にも役立つかもしれません。

テキサス大学オースティン校の研究者、エリオット・タッカー・ドロブ氏は次のように述べています。

「人々が享受する正式な教育の総量は、成人期を通しての認知(精神)機能の平均レベルに関連しています。」

 「しかし、それは加齢に伴う認知機能低下の割合とは、それほど関係がありません。」

と彼は心理学協会のニュースリリースで付け加えました。

研究者らは、より多くの教育を受けた人々は、成人の初期および中期に精神機能のレベルが高いため、最初の頃は脳の老化の影響はそれほど明らかではないと述べています。

言い換えれば、より上級学校へ進学した人々は脳の衰退が日常生活に支障をきたすほど明らかになる時を示す「機能的閾値」を発症するまでの期間が長くなる可能性があると研究著者らは説明しました。

この発見は、幼年期および成人初期にしっかりとした教育を受けることが認知老化を防ぐという理論には異議を唱えています。

研究の共著者で、スウェーデンのイェーテボリ大学のマーティン・レーブデン氏によると、

「加齢に伴う認知機能低下の割合は個人で異なりますが、これらの個人差は教育の達成度とそれほど関係ありません。」

研究のために、研究者は以前に発表された数十の研究からのデータを調べました。

彼らは、正式な教育を受けた年数が長い成人は、平均して、教育を受けた年数が短い成人よりも精神機能が高いことを発見しました。

この研究では、タッカー・ドロブ氏が指摘したように、老後を含めて一生を通じての個人と社会の福祉のためにはちゃんとした教育が行われることの重要性が強調されています。

「このメッセージは、政府がCOVID-19パンデミック時に、いつ、どのように学校を再開するかどうかを決定する際に特に関連があるかもしれません。そのような決定は、今後数十年にわたって影響を与える可能性があります。」

と彼は述べました。

 

この報告書は8月10日、『Public Interest in Psychological Science』誌に掲載されました。

 

 

【以下のリンクより引用】

Education Benefits the Brain Over a Lifetime

Healthday