バターとマーガリン？どちらが良いのか

2019年10月2日（HealthDay News）-　通常、『部分的に水素化されたオイル』として一般的に商品ラベルに記載されている『トランス脂肪』を連邦政府が禁止したおかげで、マーガリンメーカーは商品の成分からそれらを除去するという措置を講じました。

これにより、マーガリンが、再びバターよりも良い選択となるのでしょうか？

必ずしもそうではなさそうです。

一部の研究では、バターの飽和脂肪に一時的な猶予が与えられているためです。

しかし野菜を毎日ディップして食べたり、バターがふんだんに使われたデザートは毎日食べるべきではありませんが、控えめに使用するようであれば有害となることはありません。

味はそのままで水または空気を加えて脂肪とカロリーの量を半分にした軽い味の物やホイップバターなどもあります。

一方で、ソフトマーガリンや、植物ステロールやスタノールと呼ばれる栄養素を含む他のスプレッドから選択すると、コレステロールの低下に役立ちます。そうとは言え、パーム油やパーム核油を含む製品には飽和脂肪が含まれます。

そして、それらは小さじ70～80カロリーで、計算することができます。

そのため、使おうと検討しているすべてのマーガリン、バター製品の栄養表示を比較してください。

飽和脂肪と全脂肪のカロリーだけでなく、成分リストを見て、部分的に水素添加油が含まれているかどうかを確認してください。

このトランス脂肪はおおむね食品から除去されていますが、完全になくなっているわけではありません。

米国食品医薬品局は、1食当たりのトランス脂肪が0.5g未満の食品については、トランス脂肪を0 gと表示することを認めています。

その量は、小さじ1杯分には取るに足らないように見えるかもしれませんが、小さじ2杯を1日2回使用すると、トランス脂肪はゼロにはなりません。

バターやマーガリンに代わる健康的な代替品には、健康に良いとされるモノ不飽和脂肪やポリ不飽和脂肪を含むオリーブオイルやその他の植物油をベースにした製品があります。

さらに良いことは、焼き立てのパンをちぎって食べる時にはバターやマーガリンなどをつけるのではなく、天然のエキストラバージンオリーブオイルに浸して食べてみてください。

【以下のウェブサイトより引用】

Health Day