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JapanRx / HIV感染者におけるコロナウイルス感染リスクとは?

HIV感染者におけるコロナウイルス感染リスクとは?

HIV患者のリスクとは?
米国の研究者は、COVID-19に感染したHIV感染患者の医療記録を調査することで、この疑問に対する答えを得ようとしています。

HIVは体が感染に対抗する能力を弱める可能性がありますが、HIV/エイズ感染者のCOVID-19合併症のリスクについてはほとんど知られていません。

火曜日、南アフリカの西ケープ州保健省は、HIV感染者はCOVID-19による死亡リスクが2.75倍高まるという、初のデータを発表しました。
また、ウイルスの抑制治療を受けているか否かにかかわらず、HIV陽性患者は総じてリスクが高まることもわかりました。
ただし、このデータはまだ精査されていないため、このリスク上昇が糖尿病や肥満、貧困などによるその他リスク要因によるものであることを証明することはできません。

カリフォルニア大学サンディエゴ校とワシントン大学のフレッド・ハッチンソンがん研究センターの研究者は、新たな研究を開始しました。
同研究では、この問題に関する知識を深め、以下のような数ある疑問に対する答えを得ることを目標としています。

-    HIV患者がCOVID-19に感染した場合合併症リスクが高まるのか?
-    最もリスクが高い患者におけるリスクを高める要因とは?
-    COVID-19に感染したHIV患者は症候性となりやすいか?
-    HIV患者が新型コロナウイルスに感染した場合死亡率が高まるか?

出典 2020年6月12日更新 World Economic Forum『What’s the risk for people with HIV?』(2020年6月15日に利用)一部抜粋
https://www.weforum.org/agenda/2020/06/covid-19-top-science-stories-of-the-week-from-asymptomatic-sp...