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JapanRx / FDAの承認を受けた膵臓がん治療薬

FDAの承認を受けた膵臓がん治療薬

一部の膵臓がん患者に、新しい治療選択肢ができました。
特定の遺伝子変異を有する患者は、オラパリブ(リンパルザ)という薬を用いて治療ができるようになったのです。

FDAの承認を受けたオラパリブは、BRCA遺伝子生殖細胞系列変異として知られる、膵臓を超えて成長したがんの第一選択治療として使用されます。

オラパリブは既に、BRCA遺伝子変異卵巣がんおよび乳がんの治療薬として承認されています。

これら2種類のがんにはその他の治療法もいくつか存在しますが、膵臓がんの治療選択肢はほとんどありません。
これは最も壊滅的ながんの一つであり、生存率も、主な種類のがんの中で最低です。(5年生存率はわずか2~9%です。)

「転移性膵臓がん患者は、この壊滅的な疾患に使用できる新しい治療選択肢の登場を長い間待ち望んできました。」と、ジュリー・フレッシュマン氏は言います。
彼女は、患者支援グループである、膵臓がんアクションネットワークの社長兼CEOを務めています。

「今日オラパリブが承認されたことで、生殖細胞BRCA遺伝子変異のある転移性膵臓がんを患う患者に、有望な新しい治療選択肢が生まれました。」と、彼女は声明で述べました。

転移性膵臓がん患者の約4~9%が、BRCA突然変異を有すると考えられています。

出典 2019年12月30日更新 WebMD『FDA Approves Drug for Pancreatic Cancer Treatment』(2020年1月8日に利用)
https://www.webmd.com/cancer/pancreatic-cancer/news/20191231/fda-approves-drug-for-pancreatic-cancer...