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電子タバコを使用する十代の若者のほぼ半分はやめたいと思っている

2020年8月17日- 中毒性のある電子タバコがアメリカの10代の若者に浸透し、若者の間での迷惑行為を防ぐための政府のキャンペーンがいたるところで展開しています。

 

しかし、新しい調査は別のことに焦点を当てています。

12歳から17歳までのベイプを吸っている500人近くの調査によると、ほぼ半分(44.5%)が「辞めることを真剣に考えている。」と回答し、4人に1人は過去1年間でなんとか辞めようと試みたと述べています。

チャールストンにあるサウスカロライナ医科大学のトレーシー・スミス氏が率いる研究者達は、子供たちが電子タバコをやめるのを助けるために、電子タバコの使用停止への介入が緊急に必要であることを示唆しています。

小児科向けの医療誌JAMA Pediatricsで8月17日に報告した彼女のチームは、前月に電子タバコを使用したと述べた498人の若者の2016年から2018年のデータを調べました。

多くの10代の若者がやめたいと思ったことに加えて、調査では、これらの禁煙者の半数が来月中に辞めようと試みたことを示し、一方で27%は、次の6か月から1年以内にやめたいと述べています。

スミス氏のグループは、高校生の4人に1人が2019年の過去1か月以内に電子タバコを使用したと述べ、8人に1人近くが毎日使用すると述べました。

これにより、10代の若者の禁煙を支援するプログラムの緊急性が高まると、ニューヨーク州グレートネックにあるノースウェルヘルスで、タバコ規制センターを指揮するパトリシア・フォラン氏は述べています。

新しい研究には関与していなかったフォラン氏は救いはそこにあると述べました。

 

「現在、多くの州の禁煙ホットラインでは、電話またはオンラインにて可燃性の喫煙と電子タバコの使用についてカウンセリングを提供しています。」

と彼女は述べました。

 「さらに、タバコの使用をなくすことを専門とする非営利の国家公衆衛生組織『the Truth Initiative』は、『This is Quitting』と呼ばれるテキストベースの介入を開発しました。」

 

フォラン氏はは、このプログラムは「電子タバコをやめようとした、または成功した10代の若者、大学生、および若者からの入力に基づいて作成されました。

特定の年齢層(13歳から17歳、18歳から24歳)に合わせてカスタマイズされ、適切な禁煙の推奨事項を提供しています。

そのメッセージは、動機付け、励まし、辞めるためのツール、および対処戦略を提供します。」

フォラン氏は、2020年に電子タバコをやめることへの関心がさらに高まるのではないかと考えました。

2018年の調査では、電子タバコをやめた若者のほぼ半分が禁煙を望んでいることがわかりましたが、それは、

「パンデミックに照らしてその数が増え、ウイルスに感染した人々の喫煙や電子タバコの喫煙率が上がるのかどうかを確認するのは興味深いことです。」

と彼女は述べました。

 

【以下のリンクより引用】

Nearly Half of U.S. Teens Who Vape Want to Quit

Healthday