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JapanRx / 難治性ヘリコバクター・ピロリ感染に対する呉茱萸湯/ラベプラゾールの有効性

難治性ヘリコバクター・ピロリ感染に対する呉茱萸湯/ラベプラゾールの有効性

 ヘルスデイリーニュース:
消化器疾患誌『Journal of Digestive Diseases』に掲載された報告書によれば、ヘリコバクター・ピロリ(Helicobacter pylori、HP)感染症は、呉茱萸湯(ゴシュユトウ)とラベプラゾールの組合せでうまく治療することができます。  
 
長野県諏訪中央病院の永田豊博士と研究グループはボノプラザンベースのトリプル療法後の難治性HP感染症の3例について報告しました。  
研究者らによると、すべての症例に慢性胃炎であるHP感染があり、根絶療法で治療されていました。  
 
患者の尿素呼気検査はトリプル療法の初回後は陽性でした。
(症例1)アモキシシリン、クラリスロマイシン、ラベプラゾール
(症例2と症例3)ボノプラザン  
 
その後、下記の二次除菌療法を受けた後も尿素呼気検査は依然として陽性でした。
(症例1)アモキシシリン、メトロニダゾール、ボノプラザン
(症例2と症例3)ラベプラゾール  
 
そして、尿素呼気検査は、2日間、呉茱萸湯 2.5gを1日3回、ラベプラゾールを1日2回投与した漢方除菌療法で陰性となりました。  
 
「呉茱萸湯治療は、また別の治療法として試みる価値があります。」
 
と著者らは記しています。  
 
【以下のウェブサイトより引用】
https://www.infectiousdiseaseadvisor.com/gi-illness/treating-refractory-h-pylori-with-goshuyutorabep...