遠隔医療に自閉症の子供たちが参加するのを助けるために

（ヘルスディニュース）-　パンデミックの影響もあり、米国では遠隔医療の人気が高まっています。しかし、自閉症の子供たちの中には、これらのバーチャル受診ではじっと座っているのが難しい人もいます。

米国小児科学会（American Academy of Pediatrics）の健康な子供たち（HealthyChildren）のウェブサイトによると、それでも、こういったバーチャル訪問は子供の継続的な医療においての有益な部分であり、その便利さは仕事や学校から離れているといった制限時に役立つ可能性があります。

ミズーリ大学ヘルスケアの小児科医であるクリスティン・ソール博士は、これらのバーチャル訪問を成功させるためのいくつかのヒントを提供しています。

彼らは子供たちのニーズに精通しているため、子供が毎回同じ医師に会えるのであれば、それは最高だとソール博士はアカデミーのニュースリリースで述べました。

また、あなたと子供がどういった診察を好むのかということについて小児科医と話すことは重要です。

これは、直接訪問または遠隔医療訪問の適切な時期を判断するのに役立つと彼女は述べました。

準備をすることも、また予定をよりスムーズに進めるのに役立ちます。

バーチャル訪問時にはどの部分に小児科医があなたの子供に参加してもらいたいか、そしてどの部分であなたの子供が休憩を取ることができるのかを事前に確認してください。

うまくいくとわかった子供とのコミュニケーション方法についてのヒントを小児科医と共有することをソール博士は提案しました。

子供にはお気に入りのおもちゃ、ぬいぐるみ、本、その他のアイテムを持たせて医師に見せましょう。

部屋の中のスペースも準備してください。

予約前にログインの練習をし、カメラ、マイク、インターネット接続などの機器を再確認してください。

またはあなたの子供が宿泊施設の利用や通訳サービス、またはコミュニケーション支援を必要とする場合は、小児科医へ事前に連絡してください。

医師と医療情報を快適に共有できるように、予約時に子供と一緒にどこにいたいのかを前もって考えるようソール博士は言いました。

遠隔医療による訪問を快適に行えるように、事前に子供には何が始まるのかを伝えて下さい。

ソーシャルストーリーや視覚によるスケジュール、または単純に始まりと次にすることを書くボードなどのツールを使用するようにとソール博士はアドバイスをしました。

コンピューターまたは電話の画面で医師の診察を受けることを子供に伝えてください。

そして、彼らが直接しているように、医師に話したり見せたりすることができることを教えて下さい。

最後に、約束として子供をあなたが一緒行うということを忘れないでください。

子供の進歩につての話や例をメモを取り共有し、質問の準備もしてください。

 

 

【以下のリンクより引用】

Telehealth: Tips for helping kids with autism take part

Medical Xpress