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JapanRx / 背が高く太り過ぎの男性は、前立腺がんの発症率が著しく高い

背が高く太り過ぎの男性は、前立腺がんの発症率が著しく高い

オックスフォード大学がん疫学部による新たな研究によれば、太り過ぎで背の高い男性は前立腺がんで死亡する可能性がはるかに高くなるといいます。

オープンアクセスジャーナルBMC Medicineに発表されたこの研究は、ヨーロッパのがんと栄養に関する前向き調査(European Prospective Investigation into Cancer and Nutrition)コホートの8カ国の141,896人の男性からのデータに基づいており、合計7,024人の前立腺がん症例が含まれています。

前立腺がんはヨーロッパの男性において最も一般的ながんであり、世界では2番目に男性の診断数の多いがんです。

研究結果では、男性の胴囲が10cm増加するごとに、前立腺がんによる死亡リスクが18%、高悪性度のがんによる死亡リスクは13%増加したことが示されました。

研究はまた、身長は前立腺癌の全体的なリスクとは関連していないが、高さの病気のリスクは21%増加し、前立腺がんによる死亡のリスクは身長が10cm増加するごとに17%増加した。

この研究の筆頭執筆者であるAurora Perez-Cornago博士は、次のように述べています。
「男性の身長に関してできることは何もありませんが、少なくとも健康的な体重を保つことで、前立腺がんリスクを減らすことができる可能性があることが明らかになりました。しかし、ホルモンの変化など、考えられるメカニズムを理解し、研究で見られた関連性が原因であるかどうかを確認するためには、さらなる研究が必要です。」

出典:2017年7月28日更新Health Spectator UK『Tall, overweight men significantly more likely to develop prostate cancer』(2019年4月26日に利用)
https://health.spectator.co.uk/tall-overweight-men-significantly-more-likely-to-develop-prostate-cancer/