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米国の医師は、電子タバコ肺炎の要因で吸入オイルは除外

シカゴ(ロイター)- 電子タバコに関連した負傷者の肺組織を研究している医師は、電子タバコがどのように肺に害を及ぼすかの説明として1つの診断を除外し、米国の何百もの病気の正確な原因に関する謎をさらに深めています。

 

メイヨークリニックの病理学者は、米国の13州で800人以上が罹患し、16人の命を奪った電子タバコ関連肺疾患を患う17人の患者について、肺生検を行い調査しました。

そして彼らは、「リポイド肺炎」の証拠はないことを発見しました。これは通常、誤って肺に油を吸い込んだことに関連するまれな疾患です。

水曜日にニューイングランドジャーナルオブメディシンに書簡として発表された彼らの発見は、9月6日に疾病管理予防センターの罹患率および死亡率に関する週報で発表されたノースカロライナ州の5人の患者の研究とは矛盾しています。

これらの症例では、医師は重度の肺損傷の患者の細胞を検査し、油で満たされたマクロファージと呼ばれる免疫系細胞が発見されました。彼らは、 5人全員がリポイド肺炎と診断されました。

重篤な呼吸器疾患は健康被害を引き起こしており、米国当局は、特に大麻の精神活性成分であるTHCを含む製品の使用をやめるように消費者へ 促しています。

また、いくつかの州では、この疾患の流行に対応し、一部の蒸気を発する製品と香味料を禁止しています。

科学者たちは、脂質が豊富なマクロファージとして知られるこれらの油で満たされた細胞が、他の点では健康な成人でどのように電子タバコが    肺損傷を引き起こすかを説明する上で果たす役割を理解しようと取り組んできました。

1つの可能性として、電子タバコ関連デバイスで吸入されたオイルが直接要因となっているということです。

これまでのところ、イリノイ州とウィスコンシン州の86人のうち、電子タバコで病気になった人の87%がTHC(大麻)の使用を認めたものの、71%は   ニコチン含有製品の使用も報告しています。

マウスでの研究に裏付けられた別の理論では、脂肪が詰まった免疫細胞が、液体の蒸発に使用される溶剤や他の化学物質への曝露に対する体の自然な防御反応の一部として形成されるというものです。

水曜日に発表された研究結果によると、メイヨークリニックの病理学者は、肺細胞だけでなく病気の患者から摘出した肺組織を調べたものの、     リポイド肺炎の徴候は見られませんでした。

彼らの検証では、肺の傷害は化学刺激物質の吸入によって引き起こされているように思えるものの特定の薬剤は確認されていません。

「脂肪型肺炎の証拠は見られませんでした。」

と、アリゾナ州メイヨークリニックの肺病理学者であり、研究の主著者の1人であるヤスミンバット博士は述べました。

研究者たちは、油滴のいくつかの症例を見たものの、リポイド肺炎を示唆するものは何もありませんでした。

「これは本当に化学的な、または薬物タイプによる傷害のように見えます。」

と、バット博士は述べました。

カリフォルニア大学サンディエゴ校で蒸散について研究を行っている呼吸器専門医のローラ・クロッティ・アレクサンダー博士は、メイヨークリニックでの発見は、傷害が肺に入る毒素に関連していることを示す他の研究と一致していると述べました。

「これは、リポイド肺炎がこの流行で見られる病理学的パターンではないという事実をさらに強調しているにすぎません。」

 

【以下のウェブサイトより引用】

U.S. doctors rule out pneumonia due to inhaled oil as cause of vaping injuries

REUTERS