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JapanRx / 生のマグロの健康効果とリスク

生のマグロの健康効果とリスク

マグロにはスーパで売られる缶詰製品以外にも様々な種類があり、約15種類の品種が存在します。
最も一般的なマグロには、ビンナガマグロ(白マグロとも呼ばれる)、キハダマグロ(淡いピンク色の身)、スキップジャック(最も脂肪を多く含む)、クロマグロ(サイズが最大)の4種類があります。
中でも新鮮なマグロは生または未調理のまま食され、寿司や刺身によく使われています。

モントレーベイ水族館のシーフード・ウォッチによると、他の種類よりも比較的水銀含有量が少ない新鮮なマグロで最も安全な種類であるのは、太平洋で一般的に見られるビンナガマグロであるといいます。
ビンナガマグロ56グラムあたりには、炭水化物0グラム、脂肪2グラム、タンパク質13グラム、計70カロリーが含まれています。


- 魚を食べる利点
赤身肉程のタンパク質は含まれていませんが、飽和脂肪やコレステロール含有量が低いことが利点です。
魚の脂肪はオメガ3脂肪酸の形状をしているため、 アメリカ心臓協会は、心臓病予防のため週2回は魚を食べることを推奨しています。

新鮮なビンナガマグロ3.5オンス(約100グラム)には、必要なビタミンDの13%が含まれています。
ビタミンDはがんを予防し、骨の構築を助け、血圧を低下させます。
また、ビンナガマグロには必要なナイアシン量の38%が含まれており、心臓病リスクや血圧、コレステロール値の減少に役立ちます。

ビタミンA、K、B12もまた、マグロから摂取できる必須ビタミンです。
また、新鮮なビンナガマグロ3.5オンスには、女性に必要な亜鉛の1日の摂取量の12%とマグネシウムの8%が含まれています。


- 生のマグロを食べるリスク
太平洋に生息する生のクロマグロとキハダマグロには、中毒症状や腸内感染、下痢などの食中毒を引き起こす可能性のある寄生虫が含まれています。
これは、日本海やイランの沿岸で見つかる魚にも当てはまることがわかっています。

とある研究では、マグロの寄生虫が血便や胃痛、嘔吐を引き起こすアニサキス症を引き起こす可能性があることがわかりました。
この寄生虫は、魚を調理したり冷凍することで殺すことができます。

高濃度の水銀を含む可能性のある生のメバチやクロマグロを食べ過ぎると、脳や心臓の損傷につながる可能性があります。
食品医薬品局(FDA)によると、健康な成人は2~3週間に85~140グラム以上食べるべきではなく、また水銀による害がある可能性があるため、妊婦や子供はマグロを完全に避けるべきであるとされています。

出典: 2019年6月23日更新 Medical Daily 『Raw Tuna Health Benefits And Potential Dangers』(2019年6月24日に利用)
https://www.medicaldaily.com/raw-tuna-health-benefits-potential-dangers-437188