電話: (050) 5534-5772

平日09:30~18:30(日本時間)

JapanRx / 気分を落ち込ませる食品

気分を落ち込ませる食品

食べ物は気分に影響します。
大好物なものを食べると地球上でもっとも幸せな人間であると感じることがありますが、多忙のため時間通りに食事が取れないと「空虚な」気持ちになることもあります。

お腹が空くといらいらします。
しかし、食べ物により気分が悪化することもあります。

食べ物は脳内の神経伝達物質に影響します。
これらの重要な化学物質は、感情や気持ちと関連しています。

例えば、神経伝達物質であるセロトニンは、リラックスした状態の維持に役立ちます。
また、集中力を向上するドーパミンという物質も存在します。

脳内化学物質の機能には、食べるものが重要な役割を果たします。
食べ物によっては、神経伝達物質に構成要素を与えたり、脳内のバランスを崩すものがあり、これらはどちらも気分に影響します。

ファストフードや焼成製品は、脳にマイナスの影響を与えることが知られています。
研究では、この様な高度に加工された食品は、うつ病や攻撃性の増加、不安、その他精神障害の一因となる可能性が示されています。

一般的に消費される食品の中には、知らずの内に気分に影響を与えているものもあります。

<気分の悪化を引き起こす食品>

-    甘い食べ物
多くの人が、砂糖や人工甘味料入りの食品を好んで食べます。
見た目や味が良く、魅力的な食べ物です。

しかし、糖質の高い食品を大量に摂取すると、不安やいらつき、うつ症状を引き起こす可能性があります。
DrAxe.comによると、体内に糖分が多くなりすぎると、ストレスに対抗する能力が阻害されることもあるといいます。

人工甘味料は、頭痛、気分障害、めまい、片頭痛にも関連しています。


-    アルコール
1週間働いた後、金曜夜の飲み会を楽しみにしている人は多いでしょう。
ビールやワインを飲むことで、夜の集まりがより楽しく刺激的になります。

しかしアルコールは、ストレスや不安の感情を高めるホルモンを生産する脳の働きを強制的に高めます。
またアルコールはセロトニン、もしくは「気分が良くなる」ホルモンの値を下げることがあり、気分の悪化を引き起こす可能性があります。


-    アガベシロップ
アガベシロップは、パンケーキやデザートに広く用いられる、GI値の低い天然の甘味料です。

しかしアガベシロップは、元々果汁に含まれる栄養価が取り除かれた高度加工食品でもあります。
生産過程を終えると、この甘味料の大半は果糖となり、これはメタボリックシンドロームの一因となります。


-    マーガリン
マーガリンやその他バターを模した製品には、炎症を高める悪い脂肪やオメガ6脂肪酸が含まれている可能性があります。
これらは天然の気分向上成分であるオメガ3脂肪酸を阻害することで、気分を乱します。


-    コーヒー
日中コーヒーを飲みすぎるとカフェインの過剰摂取に繋がり、神経伝達物質やホルモンに影響を及ぼす可能性があります。
コーヒーは気分を変え、不安のような感情を引き起こす可能性があります。

出典: 2019年10月28日更新 Medical Daily『Foods That Give You A Bad Mood』(2019年10月31日に利用)
https://www.medicaldaily.com/foods-give-bad-mood-444993