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有効期限を過ぎたら食べるべきでない食品

有効期限を過ぎてから食べても問題のない食品はたくさんありますが、食中毒を起こし得るも食品も存在します。
多くの場合、匂いを嗅ぐことで、食品が悪くなっているかどうかを確認することができます。

アメリカのニュースウェブサイトBusiness Insiderによると、食品製造業者は食料品によって異なる日付を使用しているといいます。
これには販売有効期限(sell-by dates、店に陳列しておける期間)や消費期限(use-by date、食品の品質が最も高い期間)、賞味期限(best if used by date、味や品質にとって最善の期間)があります。

この情報は必ずしも有効期限を示している訳ではなく、また食品を食べても安全かどうかを示しているわけではありません。
有効期限をきちんと確認し、情報サイトReader's Digestによってまとめられた期限を過ぎたら食べるべきでない食品リスト(以下に記載)に目を通しましょう。


 - 代用卵
卵の代替品の有効期間は、実際の卵よりもずっと短くなります。
普通の卵を買うか、代用卵を使う場合出来るだけ早く使い切ると良いでしょう。

「空に入った生の卵は、冷蔵庫の中に3~5週間置いておいても安全です。代用卵は、開封後は3~5日しか持ちません。未開封の製品は、10日程持ちます。」と、栄養士のJessica Crandall氏は話します。


- 瓶詰めの調味料
ジャムやケチャップは、ガラスの容器に入れて冷蔵庫に保管されているからといって、有効期限が伸びるわけではありません。
「蓋を上げたら、決められた期間内に使用すべきです。」と、Crandall氏は推奨しています。

汚れたナイフやスプーンで取り出すと、細菌が繁殖するリスクが高まります。
「例えばサンドイッチを造る時、調味料瓶の中にバターナイフを入れてサンドイッチに塗り、また容器にもどります。これにより、細菌を容器の中に戻すことになります。」と彼女は言います。

食中毒を防ぐため、調味料やソースの表面に浮いた水分や変色、臭いの変化に注意しましょう。


- ポテトサラダ
ポテトサラダにはマヨネーズやマスタード、卵が使われていることがあります。
冷蔵庫に長い間放置すると、細菌が繁殖して、だめになってしまいます。

瓶入りの調味料と同様、同じスプーンを使って出し入れすることも、汚染や食中毒のリスクを高めます。


- コールドプレスジュース
近年生絞りジュースは、健康効果や味により人気が高まっており、様々な色のジュースが登場しています。
しかし、こうしたジュースは殺菌されていないため、細菌汚染のリスクがあります。
加工・殺菌済みのジュースは、有害な細菌が全て殺菌されているため有効期限も長くなっています。
生絞りジュースは、購入後48~72時間に飲むことが推奨されています。


- 生肉
生肉には、サルモネラ菌や大腸菌、その他細菌に汚染されるリスクが常に存在します。
Crandall氏は、店に陳列できる期間を示す”販売有効期限(sell-by dates)”に従うことを推奨しています。
「細菌を全て殺菌するには、適切な温度で肉を調理するか、即座に冷凍する必要があります。」


- 魚
魚にも同様のことが言えます。
魚を購入した後は、1~2日以内に食べる必要があります。
アメリカのスーパーWhole Foods Marketでは、魚の鮮度を保つには、防湿冷凍紙もしくはアルミホイルでくるみ、冷凍庫で保管することを推奨しています。


- 葉野菜
この種類の食品は、有効期限を過ぎたら決して食べるべきではありません。
アメリカのライフスタイルマガジンPreventionによると、洗浄・パッケージ済みであったとしても、こうした葉野菜はたくさんの手によって触れられているため、大腸菌などの細菌が付着している可能性があるといいます。
葉野菜は必ず食べる前に洗い、鮮度が落ちる前に食べましょう。

出典:2019年5月13日更新 Asia One 『Seven foods not to eat past the expiration date』(2019年6月11日に利用)
https://www.asiaone.com/lifestyle/seven-foods-not-eat-past-expiration-date