電話: (050) 5534-5772

平日09:30~18:30(日本時間)

JapanRx / 新しいニキビ治療:GSKのファビアフォームをFDAが認可

新しいニキビ治療:GSKのファビアフォームをFDAが認可

グラクソ・スミスクライン社(NYSE:GSK)の新しいニキビ治療薬は、現在米国で、にきびに悩む人のざ瘡および黒ずみに取り組むための販売承認を取得しています。

ファビアーフォームの名称で販売されているタザロテンは、尋常性ざ瘡を治療するために開発された局所フォームです。
ファビアーは現在、米国食品医薬品局(FDA)の承認を得て、12歳以上の患者の中等度から重度のにきびを治療することができます。  

ファビアーは、GSKが2009年に290億ドルで買収したスキン製品製造会社であるGSK子会社のスティフェルラボラトリー社によって開発されました。
同社は、特許保護を失う高収益の薬の候補以外の医薬品ポートフォリオの多様化を図っています。
GSKは、皮膚科用製品事業を、ノースカロライナ州のリサーチ・トライアングル・パーク(GSK独自のRTPキャンパスから短距離)で運営されているスティフェル社で展開しました。
合併後、スキンケア製品はスティフェル社の名前で運営されています。
米国皮膚科学会(American Academy of Dermatology)によると、ニキビに悩むアメリカ人は推定4000万〜5000万人と言われています。
それは開拓の余地があるむしろ成長市場なのです。
リサーチ会社グローバルインダストリーアナリストは、ニキビ治療薬を含む薬用スキンケア製品の世界市場が2017年には62億ドルに達すると予測しています。

消費者向けの製品はより安定した収益源であると考えられています。
グローバルインダストリーアナリストのレポートによると、女性はスキンケア製品販売のターゲットの主体ですが、男性もまた、ますますスキンケア製品にお金を払うようになります。
しかし、胎児に害を及ぼす可能性があるため、妊婦である場合はファビアーを使用しないでください。

GSK社は、ファビアーの使用において報告された、最も一般的な副作用は刺激、乾燥、発赤、剥離など、としています。

記事元:
http://medcitynews.com/2012/05/new-acne-treatment-gsks-topical-fabior-foam-gets-fda-approval/?rf=1