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妊娠中は仰向けで寝ないように

仰向けで寝る妊婦は、低体重児を出産する確立が高くなります。

これまでの研究では、背臥位で寝ると静脈と動脈が圧迫され、胎盤への血流減少を引き起こすことで、妊娠28週後の死産のリスクが2倍になることがわかっています。

現在、JAMA Network Openの新しい研究では、背臥位での睡眠は、満期出産における低出生体重とも関連していると結論付けています。

この分析の対象となった1,760人の妊婦の内、57人が仰向けに寝ていました。(最初の睡眠姿勢が、夜間に最も長く維持される体勢です。)

年齢や肥満度指数、過去の妊娠経験、高血圧、糖尿病、その他の要因をコントロールした後、他の姿勢で寝ている女性と比較して、仰向けで寝る女性は、赤ちゃんの出生体重が最も低い10パーセンタイル値に位置する確立が3倍になることがわかりました。

「仰向けで就寝する妊婦はたった約3%と少数です。」と、オークランド大学産婦人科の上級講師であるNgaire H. Anderson博士は語ります。

「背中で眠るのは少数の妊婦です。たった約3パーセントです」と、オークランド大学の産婦人科の上級講師であるNgaire H. Anderson博士は話します。
「しかし、横向きで寝ることは、死産を減らし、赤ちゃんの成長を最適化するという点で、赤ちゃんの健康にとって最も良い方法であるというメッセージを奨励していきたいと考えています。」

出典: 2019年10月8日更新 The New York Times『Pregnant? Try Not to Sleep on Your Back』(2019年10月16日に利用)
https://www.nytimes.com/2019/10/08/well/family/pregnant-try-not-to-sleep-on-your-back.html