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大気汚染と第2子の早産リスクとの関係

2019年9月13日(HealthDay News)- 新しい研究によると、最初の妊娠よりも2回目の妊娠の方が、高いレベルの大気汚染にさらされた場合での早産のリスクが高まる可能性があります。

米国国立衛生研究所の研究者は、2002年から2010年の間にユタ州の20軒の病院で出産した50,000人以上の女性のデータと、妊娠中に女性が露見した大気汚染物質のデータを分析しました。

ほとんどすべての汚染物質は女性がそれに露見することは時間とともに低下する可能性が高いことがわかりました。しかし、この研究での女性は、 そのうち7%から12%が2回目の妊娠中に大気汚染にさらされていました。

露見が増加した大気汚染物は主に自動車や発電所からの排出物である一酸化炭素(51%)と二酸化窒素(45%)によるものでした。そして、燃焼生成物と日光によって作成されたオゾン(48%)や、石炭やディーゼルなどの化石燃料の燃焼による二酸化硫黄(41%)などがありました。

「私たちを驚かせたのは、前回の妊娠時には早産しなかった女性を含む低リスクの女性の間で、大気汚染が高いままであるか増加したときに、2回目の妊娠中のそのリスクが著しく増加したことです。」

と、研究主著者であるポーリン・メンドラ博士は述べました。

彼女はユーニス・ケネディ・シュライバー国立小児衛生研究所(the Eunice Kennedy Shriver National Institute of Child Health and Human Development)の疫学部門の上級調査員です。

この研究は9月12日、International Journal of Environmental Research and Public Health誌に掲載されました。

37週より前の早産は、米国の乳児死亡の主な原因です。通常の標準妊娠期間は40週間です。

過去の研究では、大気汚染を早産のリスクに関連付けています。

しかし、この研究は、このリスクを最初の妊娠と2回目の妊娠の間の大気汚染への露出の変化に結びつける最初の研究である可能性と研究者は   述べています。

彼らはこの関連を確認するためにはさらなる研究が必要であると述べましたが、大気汚染を減らすことが早産のリスクを減らすことに役立つ可能性もあると付け加えました。

 

【以下のウェブサイトより引用】

Links Between Smog, 2nd Pregnancies and Preterm Birth

Health Day