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JapanRx / 喘息薬がCOVID-19による肺炎を治療する可能性がある

喘息薬がCOVID-19による肺炎を治療する可能性がある

肺炎の症状が、投薬から2日以内に改善しました。

香港で下船した元乗客が2月1日にウイルス陽性であると確認された後、日本当局はダイヤモンドプリンセス号が国を海岸に停留させました。

 2週間以上にわたり、2,600人以上の乗客と乗組員が検疫で船内に閉じ込められました。

2020年3月6日現在、日本の神奈川県横浜に停泊しているクルーズ船ダイヤモンドプリンセスで新型コロナウイルス(COVID-19)が確認された症例の総数は696人に達しました。

このウイルスにより6人の乗客が亡くなっています。

ダイアモンドプリンセス号での失敗については、多数記事が書かれており、その多くは検疫もっとよく行われていたら、命を救えた可能性があると主張しています。しかし、少なくともこの状況から出てきた良いニュースもあります。

国立感染症研究所から発表された喘息薬が呼吸器疾患に対して有効である可能性があるというニュースを受け、日本の医師は肺炎を発症したクルーズ船の乗客の患者に薬剤を投与しました。

神奈川県にある足柄上病院の医師は、喘息治療薬を、酸素補給中の65歳以上の患者3人に投与しました。

シクレソニドと呼ばれる薬剤は、免疫系を抑制するステロイド吸入剤です。

シクレソニドは肺に到達し、そこで炎症が軽減されます。

驚くべきことに、3人の患者全員が2日以内に肺炎の症状を改善しました。

そして患者の1人である73歳の女性は退院もできました。

もちろん、これは非常に小さなサンプルサイズですが、それでも、結果は非常に有望です。

結果が他の機関によって数百人の患者に複製できる場合、COVID-19に対する対策として新しい強力なツールとなるかもしれません。

とはいえ、COVID-19にかかったのではないかと思われる場合は、喘息治療薬で自己治療は行わず、まずは専門機関での医療支援を求めてください。

 

3月10日の時点で、世界中で115,000人を超えるCOVID-19の確定症例があり、4,051人の死亡が確認されています。

 

 

【以下のリンクより引用】

Asthma drug might treat COVID-19 pneumonia

ZME SCIENCE

(ルーマニアの科学ニュースサイト)