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仕事と家庭でのストレスは女性の心を傷つける

2019年5月20日、アメリカの心臓協会(AHA)が伝えたところでは、 支えとなる配偶者がいても、多くの女性は、子供の宿題を手伝ったり、
家の中を片づけたりしますが、多くの場合、締め切りに追われたり同僚との作業でいっぱいいっぱいの10時間を過ごした後に夕食の準備を行っています。

そういったストレスのすべてが、脳卒中や糖尿病、心臓病、その他の慢性疾患を発症したりする危険性が男性よりも女性の方が高いという研究が増え続けています。

アメリカ・ジョージア州アトランタにあるエモリーウィメンズハートセンターの所長である、ジーナ・ルンドバーグ博士は、
女性が自分の大切な人の世話を続けようとするときには、まず自分自身のケアをしなければならないと述べました。

彼女はそれを飛行前に飛行機の乗客に伝えられる安全指示に例えています。
「緊急時にマスクを子供につける前に、両親は自分自身の酸素マスクをつけるべきです。」

「あなたは自分自身をケアしなければなりません。しかしそういった女性と、彼女たちの内なる声はこのように伝えます。
“ああ、それはわがままですよ。まず、だれかのためにやるべきことがあるのです。” 
そして、あなたは自分自身のケアを怠ってしまうことになります。」
と、ルンドバーグ博士は述べました。

「女性は、一般的な維持管理や健康管理のために時間を割く必要があります。
そして、運動、睡眠、医者へ行く、マンモグラフィー検査、心臓のストレステストを受けることが、わがままではないことを伝える必要があります。 」

ある研究によると、仕事関連のストレスが高いと報告した女性は、ストレスレベルが低い同僚よりも38%、
心血管疾患を発生する可能性が高くなる可能性があります。
他の研究では、トラウマ的な出来事や、家庭や職場での慢性的な圧力に苦しんでいた年配の女性は、
2型糖尿病を発症するリスクをほぼ2倍にしました。

心理社会的なストレス要因は、たとえ職場での昇進のような前向きなものと関連していても、
体重増加や心臓病のリスク増加に関連している体内でホルモン反応を引き起こします。

ボルチモアにあるジョンズホプキンス大学医学部のシェリタヒル・ゴールデン博士は、そのようなストレス要因はまた、
不健康な生活習慣を引き起こす可能性がある行動にも関連していると述べました。

「過度のストレスがあっても、まあ、やるべきことがたくさんあるので運動する時間がない、と言うのは非常に簡単です。
アイスクリームは、ストレスを感じている時には、リンゴを食べるよりずっと落ち着くとよく言います。」
とゴールデン博士は述べました。

ストレスに対処することに加えて、日課として、健康に良いことを取り入れると有益な副作用が生まれると彼女は言いました。

「運動とセルフケアのために時間を取り、心身ともに健康的な食事をとることに時間をかけているとき、
子供たちにも同じことをするように躾けることができるでしょう。」

ゴールデン博士はまた、女性に、婦人科医以外の優れたプライマリケアに当たる医師を見つけて、
コレステロール値やその他の心血管疾患の危険因子を定期的に監視することができるようにするよう促しました。

ルンドバーグ博士はこれに同意し、心臓病の家族歴を持つ女性が彼らが信頼する医師と定期的に話すことが特に重要であることを強調しました。

「予防できることはたくさんあります。」

専門家は、血圧やコレステロールを抑制し、禁煙を行う事に加えて、女性が身体的または精神的にリラックスできるような趣味に取り組むことを
勧めています。
そのための1つの方法は、定期的に「息抜きをする」か、パソコンやスマホなどの電子機器から離れる別の方法を見つけることだと 
ルンドバーグ博士は示唆しています。

「実際に携帯電話の電源を切る。瞑想し、祈り、ストレス解消のために必要なことを何でもしましょう。そしてもっと水分をとって休んでください。」

【以下のウェブサイトより引用】
https://consumer.healthday.com/cardiovascular-health-information-20/misc-stroke-related-heart-news-3... hearts-746523.html