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今シーズン、インフルエンザワクチンの接種を受けたアメリカ人は、わずか40%

米国疾病対策予防センター(CDC)の報告書によると、11月初旬の時点で、今シーズンのインフルエンザワクチンの接種は5人中2人に過ぎませんでした。

今年は、月齢6ヶ月から17歳の子供の約37%がインフルエンザワクチンを接種し、18歳以上の成人では約41%がこのワクチンを受けています。

CDCは、全体の感染率は、昨年の同じ時期のワクチン接種率に似ていると指摘しました。

「人々がインフルエンザから自分自身や家族を守る決心をしていることを知り嬉しい限りですが、保険範囲はまだ低いために接種を受けていない人へは予防接種を受けるように勧めています。」とCDCの予防接種および呼吸器疾患センターのナンシー・メセニーニエ博士は述べています。

「インフルエンザと入院を予防すると証明されている手段はありますが、何百万人もの人々がそれを利用していません。」と、彼女はニュースリリースで述べています。

昨年、インフルエンザワクチン接種により約500万人がインフルエンザの感染からの予防ができたとCDCは発表しています。
当局はまた、ワクチンがインフルエンザによる入院を71,000件防止したと推定しました。

成人と子供のインフルエンザワクチン接種率は、すべての年齢層の昨シーズンの早期推定値と似かよっていますが、CDCは小児と50歳以上の成人の予防接種率を注意深く監察しています。

「2016年から2017年のインフルエンザの季節には鼻スプレーワクチンが推奨されないため、子供達に今年のインフルエンザの予防接種を受けさせるよう両親に要請しています。」と 、小児科医であり、CDCのインフルエンザ部門の疫学予防班長であるジョー・ブリゼー博士は述べています。

CDCはまた、2014年-2015年と2015年-2016年のシーズンの間で、50歳以上の成人のインフルエンザワクチン接種率が3%低下していることを懸念しています。

「今シーズンは、50歳以上の人々の予防接種率が改善しているかどうかについて判断するにはまだ早いです。」と、メセニーニエ博士は述べています。

「50〜64歳の人の約3分の1が、インフルエンザの重篤な合併症の危険性が高いという医学的条件を持っており、免疫機能の低下が65歳以上の人々を危険にさらしていることがわかっています。高いリスクにある人々が予防接種を受けることが、特に重要です。」と彼女は語りました。

CDCはまた、11月初めの時点で妊婦の47%というインフルエンザワクチン接種率は、昨シーズンの初期の推定値よりも6%高いことを発表しました。それでも、妊婦の半数以上が未接種のままです。

ヘルスケアに携わる人の全体的なワクチン接種率は、昨シーズンとほぼ同じ69%でした。

昨年、長期介護施設で働く医療従事者の割合は5%から69%に上昇しましたが、依然としてすべての医療従事者のグループの中で最も低いものでした。長期療養施設で働く人で、11月初めの時点で予防接種を受けたのはわずか55%で、今年のヘルスケア提供者の中では最も低いとCDCは指摘しました。

「医療従事者が予防接種を受けることは非常に重要であり、特に、長期療養施設で働く保健医療従事者の予防接種を進めていくことが重要です。最も体の弱い人々がこの施設に住んでいるため、介護者からの感染から守るために役立ちます。」とメセニーニエ博士は述べました。

(記事元)https://consumer.healthday.com/public-health-information-30/centers-for-disease-control-news-120/just-40-percent-of-americans-currently-vaccinated-for-flu -717721.html