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中国の研究者らは、コロナウイルスワクチン候補のヒトでの第Ⅱ相試験を開始

北京(ロイター)- 中国の研究者らは、有効性と安全性を更に評価する取り組みにおいて、可能性のあるコロナウイルスワクチンの第Ⅱ相試験を開始したと中国医学科学院(IMBCAMS)の医学生物学研究所は発表しました。

世界保健機関がコロナウイルスのパンデミックが加速していることを警告し、「世界は新たに危険な段階にある」と警告しているため、約12件のワクチンが世界中で、人間での試験においてのさまざまな段階にあります。

ただし、規制当局の販売を承認する前に必要なステップである大規模な後期第3相臨床試験に合格したワクチン試験はまだ存在しません。

IMBCAMSは土曜日に、5月より、約200人の参加者を募集している進行中の第Ⅰ相研究に続いて、中国の科学者がヒトで試験を行っている6つの可能なワクチンの1つである実験的ワクチンの人間での第Ⅱ相試験を開始したと日曜日に伝えました。

第Ⅱ相試験では、接種量を決定し、潜在的なワクチンが健康な人の免疫反応を安全に誘発できるかどうかを評価し続けます。

IMBCAMSは、中国の将来のワクチン供給に備えるため、今年は、コロナウイルスワクチンの生産に特化した施設を使用する予定であると述べました。

中国疾病予防管理センターの所長である、ガオ・フー氏は先月、早ければ2020年末までに、特別なニーズを持つ特定のグループの人々が緊急の状況下で実験ワクチンを使用できるようになると述べました。

2019年後半に中国で最初に検出されたコロナウイルスは、世界中で882万人が感染し、46万人以上が死亡しています。

 

 

【以下のリンクより引用】

Chinese researchers launch phase-2 human test for possible coronavirus vaccine

Reuters