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ヴォトリエント (パゾパニブ)

ヴォトリエント(パゾパニブ)は進行性腎細胞癌(腎臓癌)の治療、および軟組織肉腫(筋肉、腱、関節、器官、または血管内または周囲に起こる腫瘍)の治療に効果のあるお薬です。

同義語

ヴォトリエント, Votrient

有効成分

パゾパニブ, Pazopanib

その他のブランド名

ヴォトリエント, Votrient

包装

30

製造元

GSK

形状

含有量

200mg, 400mg

製造国

インド

SKU

3164

【ヴォトリエント (パゾパニブ)】医師にご確認下さい。

【ヴォトリエント (パゾパニブ)】不明です。医師にご相談下さい。

【ヴォトリエント (パゾパニブ)】妊娠中に使用するのは安全ではありません。ヒトの胎児へのリスクがあるという肯定的な証拠がありますが、例えば生命を脅かすような状況で妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には許容される可能性もあります。医師にご相談ください。

【ヴォトリエント (パゾパニブ)】母乳育児中の使用は、安全ではありません。ヒトでの研究データが限られていることから、この薬は乳児にとって重大なリスクになる可能性があります。

【ヴォトリエント (パゾパニブ)】めまい、眠気、疲労を感じたり、注意散漫になることがあります。 そのような症状が見られた場合は、車の運転や機械の操作は控えて下さい。


【ヴォトリエント (パゾパニブ)】腎疾患での使用は恐らくは安全です。用量調整の推奨もありません。


【ヴォトリエント (パゾパニブ)】肝疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整が必要となることがあります。医師へご相談下さい。また肝疾患が重度である場合は、推奨されません。


シルデナフィル

パゾパニブ

使用方法
ヴォトリエント (パゾパニブ)は、腎臓癌および軟部組織肉腫の治療に使用されます。
効能・効果
がん患者の場合、DNA(遺伝物質)の変化が異常な癌細胞を産生するシグナルを引き起こします。ヴォトリエント (パゾパニブ)はこのシグナルを遮断し、これら癌細胞の産生を停止させます。
一般的な副作用
頭痛、吐き気、嘔吐、痛み、呼吸困難、筋骨格(骨、筋肉または関節)の痛み、疲労、下痢、血圧の上昇、食欲減退、体重の減少、味覚の変化、腫瘍、異常な皮膚色素の沈着、髪の変色
専門家のアドバイス
  • 心臓や肝臓疾患、心不全または発作、気胸、甲状腺の問題、胃や腸の問題、高血圧、妊娠中または授乳中の場合は、薬の使用を開始する前に医師に相談してください。
  • 息切れや咳嗽、便や尿中の血液、腹痛、視界のぼやけなどの視力障害などがあるか、またはヴォトリエント (パゾパニブ)での治療中に手術を受ける予定がある場合は、医師にご相談ください。
  • ヴォトリエント (パゾパニブ)は18歳未満の小児への使用は推奨されません。
  • ヴォトリエント (パゾパニブ)での治療中は効果的な避妊を行って下さい。
  • ヴォトリエント (パゾパニブ)の使用により、めまい、疲れ、または虚弱感を感じる可能性がありますので、車の運転や機械の操作は控えて下さい。
よくある質問
Q.ヴォトリエント (パゾパニブ)は細胞毒性化学療法薬ですか?
ヴォトリエント (パゾパニブ)は化学療法薬ではありません。 細胞傷害性薬物になります。
Q.ヴォトリエント (パゾパニブ)はFDAで承認されていますか?
ヴォトリエント (パゾパニブ)はFDA承認薬です。
Q.ヴォトリエント (パゾパニブ)はどのくらい早く効き始めますか?
ヴォトリエント (パゾパニブ)は約2〜4時間で効果が現われます。
Q.ヴォトリエント (パゾパニブ)はどのくらい長く効きますか?
薬の効果は約30時間続きます。
基本情報
パゾパニブは、体内の癌細胞の増殖と拡散を抑えるお薬です。進行性腎細胞癌(腎臓癌)を治療するために使用されます。
パゾパニブはまた、軟組織肉腫(筋肉、腱、関節、器官、または血管内または周囲に起こる腫瘍)を治療するためにも使用されます。軟組織肉腫の治療では、通常、他の癌治療薬で治療が成功しなかった場合に投与されます。
 
警告
本薬は、死亡を含む重篤な肝機能障害を引き起こす可能性があります。
医師により薬物療法の前と治療中に肝臓をチェックするため血液検査が行われます。
服用中、もし下記のような肝機能障害の兆候のいずれかの症状を感じた場合、薬の服用を中断し、必ず医師の診察を受けて下さい。 肌や白目の黄変(黄疸)。
尿の色の変化(暗い尿)。
疲労感。
吐き気や嘔吐。
食欲不振。
胃の痛み。
あざがよくできる。
本薬は胎児に害を与える可能性がありますので、治療中は妊娠を避けて下さい。もし妊娠が発覚した場合は、すぐに医師へお問い合わせください。

本薬は、高血圧を引き起こす可能性があります。
血圧が充分落ち着いていることを確認するため、治療の第一週目から血圧をチェックして下さい。
視力障害、錯乱、吐き気、嘔吐、息切れ、激しい頭痛、重度の不安、激しい胸痛、または発作などの高血圧の症状が増えた場合は、医師に伝えてください。

本薬により、創傷治癒を損なうおそれがあります。
少なくとも手術後7日前には薬の服用を停止し、手術後に薬物療法を再開する際は、事前に医師にご相談ください。
重要な基本的注意
パゾパニブは、重度の肝疾患の方は使用できません。
*重症化するかまたは生命にかかわる肝臓の問題を引き起こす可能性があります。また、肝機能を確認するために頻繁に血液検査が必要になります。
吐き気、嘔吐、胃上部の痛み、食欲不振、疲労感、出血しやすい、暗い尿、または黄疸(皮膚や目の黄変)があった場合は、すぐに医師へ連絡して下さい。
パゾパニブの成分にアレルギーがある場合は使用できません。
もし、なんらかのアレルギーがある方は、薬の服用の安全性を確認するため、必ず服用前に医師へご相談下さい。下記のいずれかの持病のある方も同様です。
肝疾患。
心臓病、心拍障害。
高血圧。
QT延長症候群(個人、または家族歴)。
血栓、または脳卒中の既往歴。
甲状腺障害。
潰瘍または他の胃障害。
頭痛、発作、または視力の問題。
6カ月以内に頭部外傷または脳に出血。
過去6ヶ月以内に胃や腸の出血があった。
胃や腸内の穿孔(穴や破れ)の既往歴。
胃や腸の内瘻の既往歴、または、過​​去7日間以内に手術を受けた場合。
 
相互作用
パゾパニブは、いくつかの薬と相互作用する可能性があります。
処方薬、市販薬、ビタミン剤、栄養剤やハーブ系サプリメントを含む服用中の全ての薬について医師に伝えてください。

グレープフルーツとグレープフルーツジュースは、パゾパニブと相互作用し、望ましくない副作用をもたらし得ます。
パゾパニブを服用中はグレープフルーツ製品の飲食は避けてください。
パゾパニブの服用後、数時間以内に制酸剤を服用しないでください。 パゾパニブを服用中、胃酸減速薬(アシノン、ネキシウム、ペプシド、プレバシド、プリロセック、プロト、タガメット、ザンタック、ゼイゲリド)の服用は避けて下さい。 その他、 抗生物質、抗うつ薬、シンバスタチンが含まれているコレステロール薬、心臓の薬、HIVやエイズ治療薬などとの併用は避けて下さい。  
高齢者への投与
肝臓の副作用の問題が、65歳以上の高齢者でより多くなる可能性が報告されています。
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
胎児に害を及ぼす可能性があるため、妊娠している場合はパゾパニブは使用できません。治療中の妊娠を防ぐために効果的な避妊を行って下さい。
パゾパニブが母乳に混ざりこむかどうかは不明ですので、授乳も控えてください。
小児等への投与
安全性と有効性は、18歳未満の患者には確立されていません。

保存等
高温多湿を避け、室温で保管下さい。