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リシノプリル (ゼストリル/ ロンゲス ジェネリック)

リシノプリルは、高血圧治療薬です。 アンジオテンシンⅡの生成を阻害することで血圧を下げます。 血圧が下がることで脳卒中、心疾患、腎不全などの病気予防につながります。

同義語

ゼストリル/ ロンゲス ジェネリック, Generic Zestril

有効成分

リシノプリル, Lisinopril

その他のブランド名

アスラーン錠, ゼストリル錠, リシトリル錠, リシノプリル錠「トーワ」, リシノプリル錠「マイラン」, リシノプリル錠「トーワ」, ロコプール錠, ロンゲス錠, ロンゲリール錠, シプリル, Cipril, リストリル, Listril, リプリル, Lipril, その他

包装

7, 10

製造元

Torrent Pharma, Cipla, Lupin, ジェネリック各社

形状

含有量

2.5mg, 5mg, 10 mg, 20mg

製造国

インド

SKU

58

【リシノプリル】 食事の1時間前か2時間後の空腹時に服用ください。

【リシノプリル】 アルコールとの相互作用は不明です。 医師にご確認ください。

【リシノプリル】 妊娠中に使用するのは危険です。ヒトの胎児へのリスクがあるという肯定的な証拠がありますが、 例えば生命を脅かすような状況で妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には許容される可能性もあります。医師にご相談ください。

【リシノプリル】 母乳育中の使用は恐らく安全です。ヒトでの研究データは限られていますが、薬が乳児に重大なリスクがないことが示されてます。

【リシノプリル】 めまい、眠気、疲労を感じたり、注意散漫になることがあります。 そのような症状が見られた場合は、車の運転や機械の操作は控えて下さい。

【リシノプリル】 腎疾患がある場合は注意が必要です。用量調整が必要となることがありますので医師へご相談ください。定期的な血圧測定が推奨されています。

【リシノプリル】 肝疾患がある場合は注意が必要です。用量調整が必要となることがありますので医師へご相談ください。この薬を服用しているときに黄疸の兆候や症状が現れた場合は、医師に知らせてください。

シルデナフィル

リシノプリル

使用方法
リシノプリルは、心不全および高血圧の治療に使用され、心臓発作および脳卒中のリスクを低下させます。
効能・効果
リシノプリルはアンギオテンシン変換酵素(ACE)阻害剤です。心臓へのストレスを軽減し、血管を弛緩させることにより血液をより円滑に流れるようにし、心臓が血液をより効率的に送り出すように作用します。
一般的な副作用
血圧の低下、咳、血中カリウム濃度の上昇、疲労、衰弱、めまい、腎障害
専門家のアドバイス
  • リシノプリルを使用している間は、空咳が出ることがあります。咳が継続する場合は医師に報告してください。
  • リシノプリルは、血液中のカリウムのレベルを上昇させる可能性があります。カリウムサプリメントやバナナやブロッコリーなどのカリウムが豊富な食品は避けてください。
  • 呼吸に影響する可能性のある、唇、舌、および喉の急激な腫脹が見られるようであれば、すぐに医師に連絡して下さい。
  • これまでに腎臓や肝臓の問題があると診断された場合は、医師に連絡してください。
  • 妊娠中、妊娠を計画中であるか授乳中である場合は医師にご相談ください。
  • リシノプリルは先天性欠損を引き起こすか、または胎児が死亡することがありますので、妊娠中、もしくは妊娠を計画中である場合は服用しないでください。
よくある質問
Q.リシノプリルは血中希釈剤、スタチン、利尿薬、カルシウムチャネル遮断薬、硝酸塩、アルファ遮断薬、またはMAOI(モノアミン酸化酵素阻害薬)ですか?
いいえ、リシノプリルは血中希釈剤、スタチン(コレステロール低下薬)、利尿薬(水薬)、カルシウムチャネル遮断薬、硝酸塩、アルファ遮断薬、MAOI(モノアミン酸化酵素阻害薬)ではありません。
アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害剤です。

Q.ビアグラ、ザナックス、シアリス、ナイキルと一緒にリシノプリルを服用できますか?
バイアグラ(シルデナフィル)またはザナックス(アルプラゾラム)はリシノプリルと一緒に服用できません。また、シアリス(タダラフィル)やナイキル(アセトアミノフェン、デキストロメトルファン、ドキシルアミン)との相互作用は報告されていません。薬の併用については医師の助言に従ってください。

Q.リシノプリルをメトホルミン、イブプロフェン、ヒドロコドン、またはアセトアミノフェンと一緒に服用できますか?
リシノプリルは、メトホルミンまたはイブプロフェンと一緒に服用できません。また、ヒドロコドンまたはアセトアミノフェンと相互作用することは報告されていません。薬の併用については医師の助言に従ってください。

Q.リジノプリルは脱毛、勃起不全(ED)、下痢、心拍数の低下、咳、不眠症、または体重増加を引き起こしますか?
リシノプリルは、勃起不全(ED)、下痢、または咳を引き起こすことがありますが、脱毛または体重増加を引き起こすことは知られていません。この薬は心拍数を上げる可能性がありますので薬を服用する前に医師に相談してください。

Q.リシノプリルはジェネリック医薬品ですか?
はい、リシノプリルはジェネリック医薬品です。

Q.リシノプリルは安全ですか?
リシノプリルは、医師の指示に従って、所定の用量で使用すると比較的安全です。

基本情報
リシノプリルは血圧を上げる原因となる物質「アンジオテンシンⅡ」の生成を抑え、これにより血管が広がり、水分や電解質が調整され結果として血圧が下がります。血圧を適度なレベルに保つことで、将来の病気を防ぐことにつながります。 ACE阻害薬の系統ですので安全性が高く、年齢を問わず広く利用することができます。

高血圧は、血圧が正常範囲を超えて高い状態が続くことです。誰しも、興奮したり運動するなどした際に一時的に血圧が上昇することはあります。しかし、正常であればその後は正常値範囲内に戻るのが普通です。しかしながら、高血圧の人の場合は平常時に血圧が正常範囲を超えている状態を維持しています。

なぜ高血圧が問題なのでしょうか。それは、高血圧が脳卒中、心疾患、腎不全などの重大な病気の発症リスクを高めるためです。
高血圧の原因はいくつかあります。ひとつは原因がわかっていない本態性高血圧です。もうひとつは、ホルモン異常などに起因する二次性高血圧です。

組成
〔錠剤〕:1錠中リシノプリル2.5mg、5mg、10mg配合

用法・用量
※医師に指示された用法および用法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。

【用法】
リシノプリル錠は毎日同じ時間に、水と一緒に服用して下さい。
食事の有無にかかわらず服用いただけます。
リシノプリル錠は、医師に指示された期間服用を継続して下さい。通常長期間の服用が必要となります。毎日服用することが大切です。

【服用開始時の注意】
リシノプリル錠を初めて服用する際、および用量を増量した際は、特に注意して下さい。血圧が大幅に下がる可能性があります。
めまいやふらつきが起こることがあります。この場合は横になることで改善することがあります。不安があれば、できるだけ早く医師に相談して下さい。

【用量】
<成人>
用量は症状や他の薬の服用状況に応じて医師が決定します。
通常の用量は以下の通りです。

高血圧:
リシノプリル錠は単体で、もしくは他の降圧薬と組み合わせて使用されます。

  • 初回投与量・・・1日1回、10mgを服用します。
  • 維持用量・・・1日1回、20mgを服用します。
※利尿薬を服用中の患者は、リシノプリル錠の服用を開始する前に医師に相談して下さい。
※腎機能低下のある患者は、医師に相談して下さい。用量調節が必要となる可能性があります。

心不全:
リシノプリル錠は一般的に、利尿薬、ジギタリスもしくはベータ遮断薬と併せて使用されます。

  • 初回投与量・・・1日1回、2.5mgを服用します。
  • 長期投与量・・・1日1回、5~35mgを服用します。
用量は薬への反応性に応じて調節されます。

急性心臓発作後:
リシノプリル錠による治療は、心臓発作が起きてから24時間以内に開始して下さい。

  • 初回投与量(心臓発作後最初の3日間)・・・5mgを服用、その24時間後にさらに5mgを服用、そのさらに24時間後に10mgを服用、その後は10mgを1日1回服用します。低血圧や腎機能障害がある場合、用量調節が行われます。
  • 維持用量・・・1日1回、10mgを服用します。血圧が下がりすぎた場合は用量の減量が行われる、もしくは服用が中止されます。6週間後、リシノプリル錠服用の中止もしくは継続が判断されます。
高血圧患者の2型糖尿病による腎障害:

  • (初回)投与量・・・1日1回、10mgを服用します。必要があれば、用量は1日1回、20mgの服用へ増量されます。
  • 長期投与量・・・1日1回、5~35mgを服用します。
<6歳未満の小児>
リシノプリル錠は、6歳未満の小児および重度の腎障害を患う小児への使用は推奨されません。

<6~16歳の小児および青年>
リシノプリル錠は、重度の腎障害を患う子供への使用は推奨されません。
用量は子供の体重に応じて決定されます。
通常、初回投与量として1日1回、2.5~5mgを服用し、この用量は1日1回、最大20~40mgまで増量されることがあります。
体重20~50kgの子供の場合、推奨初回投与量は1日2.5mgです。
体重50kgを超える子供の場合、推奨初回投与量は1日5mgです。
腎障害を患う場合は低用量を服用して下さい。医師により、適切な用量が決定されます。

<高齢者>
成人と同様に服用します。
しかし、高齢者は腎機能が低下している場合があるため、腎障害があるもしくは利尿薬を服用している場合は、医師により通常よりも低い用量が処方されます。

<腎移植患者>
リシノプリル錠は、腎移植患者への使用は推奨されません。

【用法】
リシノプリル錠は、覚えやすい時間(食事前など)を選択し、毎日同じ時間に服用して下さい。
リシノプリル錠の作用が強すぎるもしくは弱すぎると感じる場合は、医師に相談して下さい。

【過量服用した場合】
誤って多量の錠剤を服用した場合は、直ちに医師に連絡して下さい。
過量服用すると、めまいや動悸がおこる可能性があります。

【服用を忘れた場合】
服用を忘れ、予定時間の12時間以内に思い出した場合は、直ぐに服用して下さい。
思い出した時間が上記を超えていた場合は1回分を飛ばし、次の予定時間から通常通り服用を再開して下さい。
忘れた用量を補うために倍量服用してはいけません。

【服用を中止する場合】
服用を中止すると、リシノプリル錠によって治療していた症状が戻るリスクがあります。
医師の指示が無い限りは、症状の改善がみられても服用を中止しないで下さい。

警告
(1)持病やまた薬の成分にアレルギーのある人は医師に相談すること
(2)他に服用中の薬があれば医師に相談する
(3)投与は少量から開始し、ゆっくり血圧をさげること
(4)血管浮腫の既往歴のある患者への投与は避けること
(5)重篤な腎機能障害があった場合は、投与量を半分にするか投与間隔を延ばすなど慎重に投与する

禁忌
下記の場合の使用はできません。
○本剤の成分に対し過敏症の既往歴がある場合
○妊婦中、及び妊娠している可能性がある場合
○血管浮腫の既往歴のある患者(アンギオテンシン変換酵素阻害剤等の薬剤による血管浮腫、遺伝性血管浮腫、後天性血管浮腫、特発性血管浮腫など)
○デキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレンテレフタレートを用いた吸着器によるアフェレーシスを行っている場合
○アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜(AN69)を用いた血液透析を行っている場合

慎重投与
下記の場合の使用は特に慎重に行う必要があります。事前に医師に該当を伝えて下さい。

  • 脳血管障害がある場合
  • 両側性腎動脈狭窄のある患者又は片腎で腎動脈狭窄がある場合
  • 重い腎機能障害がある場合
  • 高カリウム血症の場合
  • 高齢者
相互作用
【併用禁忌】
デキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレンテレフタレートを用いた吸着器によるアフェレーシスの施行(リポソーバー、イムソーバTR、セルソーバ)、アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜を用いた透析(AN69)

【併用注意】
カリウム保持性利尿剤
・スピロノラクトン
・トリアムテレンなど
カリウム補給剤
・塩化カリウム
利尿降圧剤、利尿剤
・トリクロルメチアジド
・ヒドロクロロチアジドなど
リチウム製剤
・炭酸リチウム
非ステロイド性消炎鎮痛剤
・インドメタシンなど
カリジノゲナーゼ製剤

高齢者への投与
高齢者は一般に生理機能が低下しています。特に慎重に使用を進めることが大切です。高齢者の過度の降圧は脳梗塞のリスクが高まることが分かっています。

妊婦・産婦・授乳婦等への投与
妊娠中、妊娠している可能性がある場合は使用できません。授乳中の使用は避け、やむを得ず使用する場合には授乳を止めてください。

小児等への投与
低出生体重児、新生児、乳幼児、小児などの使用に対しての安全性は確立されていません。

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