ミラペックス ER

ミラペックス ERは、パーキンソン病および不穏下肢症候群（RLS）の治療に使用されます。

ミラペックス ERは、脳内の動きを制御するために必要な化学的メッセンジャーであるドーパミンの作用を増強することによって作用します。

めまい、眠気、吐き気、口の渇き、疲労、幻覚、便秘、末梢浮腫

• 腎臓病、幻覚や幻聴、ジスキネジー（肢の動きのコントロール不良）、眠気や突然睡魔に襲われる、視力障害、精神病（精神分裂病）血管疾患、それらの症状が通常よりも強く出ていたり、他の手足にも見られる場合、医師へ知らせて下さい。
• 患者自身、または患者のご家族が本人のおかしな行動やせん妄などの変化に気付いた場合、直ちに医師の診察を受けてください。
• ミラペックス ERは、18歳未満の小児または若年層への使用はお勧めできません。
• ミラペックス ERと一緒に他の抗精神病薬を服用しないでください。
• ミラペックス ERは幻覚や眠気の原因となるため、車を運転したり、機械を操作したりしないでください。
• 副作用を悪化させる可能性がありますので、療法中はアルコールを控えてください。
• 用量の服用頻度は5～7日ごとよりも頻繁にしないでください。
• ジスキネジー（手足の動きの突然の制御不能）を引き起こしたり、または悪化させる可能性がありますので、ミラペックス ERを服用している間は予防措置を行って下さい。

Q.ミラペックス ERはステロイド、ベンゾジアゼピン、アヘンチン、モノアミンオキシダーゼ阻害剤、麻薬や規制物質ですか？
いいえ、ミラペックス ERはステロイドでもベンゾジアゼピンでもアヘンチンでもモノアミンオキシダーゼ阻害剤でも、麻薬や規制物質でもありません。

Q.ミラペックス ERは中毒性ですか？
ミラペックス ERに中毒性があるとは知られていません。

Q.ミラペックス ERは安全ですか？
ミラペックス ERは、特定の症状で医師によって推奨される用量および期間で服用する限り安全です。

Q.ミラペックス ERは脱毛や便秘、体重増加、眠気、感情の高ぶり、体重減少、不眠症の増加を引き起こすか？
ミラペックス ERは脱毛や感情の高ぶりを引き起こすことは知られていません。
便秘、体重増加、眠気、体重減少、性欲の増加はミラペックス ERの副作用です。治療中に副作用が認められた場合は、すぐに医師に知らせてください。

Q.イブプロフェンとミラペックス ERを併用することはできますか？
イブプロフェンをミラペックス ERで服用することについての有害事象は知られていません。しかし、ミラペックス ERでの治療を受けているときは、他の薬を服用する前に医師へご相談下さい。

パーキンソン病とは脳基底核の変性疾患で、脳内のドパミン系の神経の働きがにぶり手足のふるえ、体の動作が不自由になるなどの症状が出ます。 成分プラミペキソールはドーパミンと同じ効果をいくつかもっており、軽いパーキンソン病に使われる治療薬です。 プラミペキソールはドーパミン作動薬と呼ばれる薬に分類され レボドパと併用することで服用量も減らし、結果として副作用も軽くしてくれます またレストレスレッグス症候群に対する効果もみられています。 臨床試験によりこのお薬の有効性が証明されおり欧米では第一選択薬として広く用いられているようです。 ミラペックスLAは、1日1回の服用で済む便利な製剤です。徐放性なので血中濃度が持続し、1日を通し安定した効果が得られます。

他の薬を使用している場合は投与前に医師と相談すること。
妊婦、または妊娠している可能性のある患者への投与は避けること。
お子様の手の届かない場所に保管して下さい。
お客さまの自己責任にてお使いいただけますようお願いします。
服用後に体に異変を感じましたら、すぐ医師などにご相談下さい。
服用中は車の運転など危険な作業は控えましょう。

以下の症状を持つ人は慎重に投与を行ってください。
高齢者、統合失調症など精神症状がみられる病気、腎臓病、重い心臓病、低血圧症

アマンタジン、シメチジン（タガメット）、ジルチアゼム、ラニチジン（ザンタック）、キニジン、キニーネ、トリアムテレン、ベラパミル（カラン、メトクロプラミド、プロメタジン、クロルプロマジン、フルフェナジン、ハロペリドール、チオチキセン、チオリダジン