ミノサイクリン (ミノシン ジェネリック)

ミノサイクリンは、細菌感染症の治療に使用されます。

ミノサイクリンは抗生物質です。 生命機能を果たすために細菌が必要とする必須タンパク質の合成を阻害することによって、細菌の増殖を停止させます。

吐き気、発疹、嘔吐、蕁麻疹、食欲不振、光感受性発作、下痢、溶血性貧血

• ミノサイクリンは、高齢の腎障害患者には注意が必要です。
• 錠剤の場合は、毎日ほぼ同じ時間に摂取する必要があります。
• 12歳未満の小児には使用できません。
• ミノサイクリンの摂取により日焼けしやすくなりますので、肌を露出したり日焼けサロン通いは避け、適切な衣類を着用したり、日焼け止めを使用して下さい。
• ミネサイクリンを服用する前後2時間以内に、鉄サプリメント、マルチビタミン、カルシウムサプリメント、制酸剤、または下剤を服用しないでください。これらの製品は、ミノサイクリンの効果を低下させる可能性があります。
• 塩酸ミノ サイクリン、テトラサイクリンと呼ばれるグループの他の抗生物質、または他の成分のいずれかにアレルギー（過敏症）がある場合は、ミノサイクリンを服用しないでください。
• SLE（身体の免疫系が健康な組織を誤って攻撃する、全身性エリテマトーデス）という症状がある場合、ミノサイクリンを服用しないでください。
• 妊娠中または母乳育児中である場合は、ミノサイクリンの使用を避けてください。
• 以下の疾患既往歴がある場合は、医師のアドバイスを考慮する必要があります。
  急性ポルフィリン症（皮膚や他の器官の障害として現れる代謝障害）、重症筋無力症（急速な筋肉の衰弱および疲労）。
• 妊娠中または母乳育児の場合は、ミノサイクリンの使用を避けてください。
• ミノサイクリンを服用中はアルコールを摂取しないでください。
• ミノサイクリンを服用している間に、頭痛、かゆみ、めまいなどが見られた場合は、車の運転を控えて下さい。

Q.ミノサイクリンには、ステロイド、またはジェネリックですか。また、ミノサイクリンにはアセトアミノフェンやスルファ、ペニシリンが含まれていますか？
ミノサイクリンはテトラサイクリン抗生物質です。その抗炎症作用によりステロイド様の特性があります。ペニシリンではありません。
また、アセトアミノフェン、スルファまたはペニシリンは含みません。

Q.ミノサイクリンは副鼻腔感染症、尿路感染症、連鎖球菌性咽頭炎、歯の感染症、耳感染症、気管支炎、膀胱感染症、にきび、扁桃炎の治療に使用されますか？
ミノサイクリンは広範囲の抗生物質であり、様々な細菌感染に使用されています。この薬を服用する前には、必ず医師に相談してください。

Q.ミノサイクリンは有害となりえますか？感光性発作を起こしたり、体重の増加や月経周期に影響はありますか？
ミノサイクリンは、推奨される用量および期間で摂取される場合、安全です。また、光に対する感受性や、体重の増加を引き起こすことがあります。

Q.ミノサイクリンは長期間で使用するのは安全ですか？
ミノサイクリンは、長期間、特に座瘡の治療に使用される場合、一般的に安全です。治療期間の決定については、医師にご相談ください。

Q.ミノサイクリンはグルテンフリーですか？
グルテンフリーです。

Q.ミノサイクリンはドキシサイクリンより強力ですか？
ドキシサイクリンおよびミノサイクリンは、座瘡の治療において同等の有効性があります。
治療の効果は、個々の反応に基づいて異なります。治療の選択については、必ず医師のアドバイスに従ってください。

ミノサイクリン塩酸塩は細菌が原因の病気に使われるテトラサイクリン系の抗生物質です。ニキビ治療、性病、その他幅広い範囲の感染症に使用されています。
ペニシリン系およびセフェム系抗生物質が効かないマイコプラズマやクラミジア、リケッチアにも効果があるとされています。
同じ系統の中では抗菌力が強く、耐性菌もすくないですが風邪、インフルエンザなどのウイルス感染には効きません。
医師によりリウマチの治療にも使われる場合があります。
Dynacin®、Minocin®、Myrac®という名前でも発売されています。

※医師に指示された用法および用法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。

【推奨用量】
成人および高齢者：
全身感染・・・1日200mgを複数回に分割して服用して下さい。
にきび・・・1回50mgを1日2回、最低6週間継続して服用して下さい。
淋菌感染症・・・12時間毎に、初回は200mgを、その後は100mgを、最低4日間継続して服用して下さい。女性はより長い治療期間が必要になることがあります。
髄膜炎ウイルス保菌者の予防治療・・・1回100mgを1日2回、5日間継続して服用して下さい。

小児および青年：
12歳以上の子供・・・12時間毎に50mgを服用して下さい。
12歳未満の子供・・・ミノサイクリンカプセルは、歯のエナメルの永久的な変色や発育不全を引き起こす可能性があるため、12歳未満の子供への使用は推奨されません。

腎機能障害がある場合、用量が減量されることがあります。

【過量服用した場合】
直ちに医師に連絡して下さい。
過量服用すると、めまいや吐き気などの症状が出る可能性があります。

【服用を忘れた場合】
服用を忘れたら、思い出し次第服用し、その後は通常の服用スケジュールに戻って下さい。
忘れた用量を補うために倍量服用してはいけません。

• 本剤の成分に対しアレルギーをもっている患者へ使用をさけること。
• 他の薬を使用している場合は投与前に医師と相談すること。
• 妊婦、または妊娠している可能性のある患者への投与は避けること。
• お子様の手の届かない場所に保管して下さい。
• お客さまの自己責任にてお使いいただけますようお願いします。
• 服用後に体に異変を感じましたら、すぐ医師などにご相談下さい。
• 開封後は涼しい直射日光を避けて保管して下さい。
• 高齢者へは慎重に投与してください。
• 使用後日焼けしやするなるので、直射日光を避けてください。

• 経口避妊薬を使用している場合には他の避妊方法を用いてください。
• 妊娠中、妊娠予定、授乳中をしている方は医師と相談してください。
• 赤ちゃんや小さな子供には使用しないでください。
• 胎児の歯を変色させる可能性があります。

• 下記のお薬を使用している場合には医師へ知らせてください。

他の抗生物質；アセトアミノフェン（タイレノール）、イソトレチノイン、メトトレキサート
抗真菌薬：イトラコナゾール、ケトコナゾール、ミコナゾール、ボリコナゾール
コレステロール薬：ナイアシン、アトルバスタチン、フルバスタチン、ロバスタチン、プラバスタチン、シンバスタチン
血圧のお薬：ベナゼプリル、エナラプリル、リシノプリル、キナプリル、ラミプリル
非ステロイド性抗炎症薬：イブプロフェン、ナプロキセン、セレコキシブ（セレブレックス）、ジクロフェナク、インドメタシン

• カルシウム剤、鉄剤、胃腸薬、高リン血症治療薬、抗凝血薬、強心薬のジゴキシン、リウマチの薬のメトトレキサート、血糖降下薬、ビタミンA、経口避妊薬、牛乳や乳製品などと一緒に飲むと、薬の吸収が悪くなるため注意してください。
• ミノサイクリンを服用後2時間以内に鉄のサプリメント、ビタミン、カルシウムのサプリメント、制酸薬、または下剤を服用しないでください。