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ペットを飼うのは最高に体に良い - 科学に基づいた7つの事例

アメリカ人の多くがペットを飼っています。ペットを飼う、特に犬を飼っている場合には、精神的にも肉体的にもいくつかの驚くべき利益があるようです。

ほとんどの研究では、ペットの飼い主であることは、心血管疾患のリスクを軽減し、怪我からの回復を助け、ストレスレベルを軽減することができます。

 

アメリカ人はペットが大好きです。そして、実際、家にはたいてい毛におおわれた友達が一人はいます。

複数の調査では正確な数についてはばらつきがありますが、アメリカ人の49%〜68%がペットの所有者であると推定されています。

過去数十年間の研究で、ペットの飼い主であることや、動物との交流によって健康になるという「ペット効果」が本当であることがわかっています。

ほとんどの場合、ペットの飼い主は、ペットを飼っていない人よりも肉体的にも精神的にも健康的です。

すべての研究がペットの飼い主であることが健康に圧倒的に良いと示しているとは限りませんが、ほとんどの研究はそうです。

こういった矛盾はペットのタイプ、種類だけでなく気質に起因する可能性があります。

ここでは、ペットが人間にとって良いという科学に裏打ちされた話の全てを紹介します。

 

ペットは心臓の健康に良い

ペット、特に犬は、2つの点で心臓に良いようです。ペットたちはあなたに社会的支援を行い、そして運動を機会を与えてくれます。散歩が必要な犬を飼っている場合、一人で家に座っているよりも外に出ることが多くなります。

2017年の調査では、犬を飼うと心血管疾患(CVD)と死亡率の両方が低くなることが示されました。この研究を行った科学者たちは、これは犬が飼い主に孤独感やストレスを感じさせず、飼い主を動かしているからであるかもしれないと言います。

アメリカ心臓協会(AHA)は、犬を飼うことが心臓によいということに同意しています。それによるといくつかの研究はまた、ペットが血圧を下げるのに役立っていると結論づけています。

犬はストレスを減らす

2012年のメタ分析では、ペットが飼い主にどのように影響するかに関する69件の研究を調べましたが、それらのほとんどに共通点が1つあります。それは、ストレスを軽減するということです。

高血圧の発生率が低いことに加えて、ペットの飼い主には、体のストレスホルモンであるコルチゾールの減少が見られました。

ある実験で、子どもたちを社会的にストレスの多い環境下に置きました。

あるグループは親しみやすい大人を同伴させ、別のグループは親しみやすい犬を同伴させました。

親しみやすい犬がいたグループの子供のコルチゾール値が低下しました。そして、彼らが犬と遊べば遊ぶほど、ストレスは少なくなりました。

 

ペットの飼い主はあまり医者の世話にならない

同じメタ分析では、犬と猫の飼い主が医者にかかる頻度を調べました。

平均すると、犬と猫の飼い主は医者にかかる頻度は少ないようでした。彼らはまた、よく眠れ、仕事を休むことも少なかったようです。

医者にかかることが健康状態の悪化の兆候とみなされた場合、この研究は犬と猫の飼い主がより健康なグループになると結論付けます。

 

お年よりにとっても良い

高齢者にとって、ペットを飼うことは、特に一人暮らしをしている場合、生活の質がずっと良くなる可能性があります。

ミシガン大学の2019年4月の調査によると、ペットの飼い主である高齢者の73%が、ペットが自分に目的意識を与えたと言っています。

それに加えて、79%がペットがストレスを軽減したと答え、65%がペットが他の人とのつながりを助けたと答えました。

これらの要因はすべて、健康的に年をとることの一因となります。

2017年の調査では、ペットを飼う事は高齢者の全体的な健康に良いことがわかりました。

この研究では、ペットは「孤独に対する心理的抑止力」として説明されました。

 

 馬はトラウマからの立ち直りに役立つ可能性

健康な生活を送るために役立つのは犬と猫だけではありません。

2008年のある研究では、馬と人々との関係を調査しました。そして、馬がPTSDの対処に役立つことがわかりました。

この研究では、治療運動として馬に乗る時間を費やした少数の患者を調査し、それらの患者は、馬との時間を過ごしていない患者よりもPTSDにうまく対処できることがわかりました。

 

犬を飼うことは自閉症の子供たちのメリットになる

自閉症の子供はそれぞれ異なります。つまり、ペット飼う事は自閉症の子供ごとに異なる影響を与えます。

2016年の研究では、自閉症子供がいる家族の犬の飼育率を調査し、一般に、犬を飼うことで、子供たちがコミュニケーション、協調性、注意力の部分で助けになることがわかりました。

多くの場合、犬を飼うと子供には落ち着きが見られました。

米国最大の自閉症擁護団体『Autism Speaks』によると、子供が自閉症である場合、親はペットを飼うことを慎重に検討すべきです。

気性が激しい犬は、子供に反対の影響を与える可能性があり、動揺やストレスを感じさせたりする可能性があります。

 

動物療法は鎮痛剤に取って代わるかもしれない

鎮痛剤は、さまざまな理由による激しい痛みの治療という非常に現実的な目的に使用されますが痛みの耐性は人によって異なります。

この2014年の研究では、関節全置換手術から回復した患者に対し、従来の鎮痛剤の投与に加えて、動物補助療法(アニマルセラピー)による治療が試されました。そして、別の患者には鎮痛剤のみが投与されました。アニマルセラピーを受けた患者はそうでない患者よりも早期に回復しました。

 

「動物と人間のつながりは、ストレスを軽減し、幸福感を生み出すものとして強力です。」と、ロヨラ大学医療システムの研究者で主執筆者であるジュリア・ヘイビー氏は述べました。

 

【以下のウェブサイトより引用】

7 science-backed ways a pet could be the best thing for your health

BUSINESS INSIDER SINGAPORE