ベンジル安息香酸 外用ローション

ベンジル安息香酸 外用ローションは、疥癬の治療に使用されています。

ベンジル安息香酸 外用ローションは、殺疥癬薬と呼ばれる種類の薬物に属します。 これは、ダニおよびシラミの神経系に有毒作用を及ぼすことによって作用し、これらの寄生虫を麻痺させて死滅させます。

紅斑、かゆみ、乾燥肌、感覚異常（かゆみまたは痛み）

• 薬が目や他の粘膜に直接触れないようにしてください。
• 頭や顔に塗布しないでください。
• 皮膚や頭皮の切れや傷など、解放創傷には安息香酸ベンジルを使用しないでください。
• 感染の広がりを防ぐために安息香酸ベンジルを使用した直後に、櫛、カーラー、ブラシをお湯で約10分間消毒、もしくは洗浄して下さい。
• 感染の拡大を防ぐためにお湯で最近着用した衣服、ベッドリネンあｙタオルを洗濯し使用してください。
• ベンジル安息香酸 外用ローションまたはその成分にアレルギーがある場合は、使用しないでください。
• 妊婦および授乳中の女性にはベンジル安息香酸 外用ローションを使用しないでください。
• 新生児にはベンジル安息香酸 外用ローションは使用しないで下さい。
• ベンジル安息香酸 外用ローションは、肌の痛みがある場合は使用しないでください。

Q.ベンジル安息香酸 外用ローションは安全ですか？
ベンジル安息香酸 外用ローションは、医師の指示に従って、所定の期間、所定の用量で使用すると安全です。

Q.ベンジル安息香酸 外用ローションはベンゾイルペルオキシドと同様、にきびに使用できますか？
いいえ、ベンジル安息香酸 外用ローションは疥癬の治療に使用され、開放創傷には使用されません。一方、ベンゾイルペルオキシドは、座瘡の治療に使用されます。

Q.ベンジル安息香酸 外用ローションは癌を引き起こしますか？
ベンジル安息香酸 外用ローションは癌を引き起こすことは知られていません。しかし、このような症状が確認された場合は、すぐに医師に相談してください。

紅斑、かゆみ、乾燥肌、感覚異常（かゆみまたは痛み）

安息香酸ベンジルは、シラミや疥癬蔓延を治療するために使用されます。
シラミおよびダニなどによって引き起こされる炎症を沈め神経系に作用することによってそれらを破壊すると考えられます。 安息香酸ベンジルは、処方箋なしで入手可能です。

※医師に指示された用法および用法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。

【用法および用量】
＜疥癬の治療＞
ベンジル安息香酸ローションは、頭と首を除く足の裏を含む体全体に塗布して下さい。
ローションは夜に使用します。2日間連続で使用して下さい。
ローションを塗布した後は、各晩8～12時間放置して下さい。その7日後、再び塗布することもできます。
病変が頭部や顔、首に及んでいる場合は、ベンジル安息香酸ローションを使用する前に医師に相談することが推奨されます。
ローションを塗布した後は、毎回入浴し、衣服や寝具（ベッドシーツや枕カバーなど）を完全に取り替えて下さい。
皮膚に触れた衣類や寝具は全て洗濯および/もしくは清掃する必要があります。

＜シラミ寄生症の治療＞
ベンジル安息香酸ローションを患部に塗布し、そのまま24時間放置した後、完全に洗い流してください。
症状が重度の場合、7～14日後に2～3回治療を繰り返す必要がある場合があります。
ローションを塗布した後は、毎回入浴し、衣服や寝具（ベッドシーツや枕カバーなど）を完全に取り替えて下さい。
皮膚に触れた衣類や寝具は全て洗濯および/もしくは清掃する必要があります。

子供や乳児：
大きな子供に使用する場合、ベンジル安息香酸ローションは水で2倍に薄めて使用できます。
乳児に使用する場合は、水で3倍に薄めて使用して下さい。

【過量使用した場合】
適切な対症療法を実施して下さい。

【使用を忘れた場合】
思い出し次第使用して下さい。

下記の場合は、本薬は使用できません。

• ベンジル安息香酸または他の薬へのアレルギー反応があった場合。
• 食品、染料、防腐剤、または動物など他の物質へのアレルギーがある場合。

• 特定の薬剤と相互作用が発生する可能性がありますが、ほとんどの薬と併用できます。 相互作用が考えられる特定の薬剤については、医師や薬剤師へご確認ください。
• 特定の薬とアルコールやタバコを使用すると、相互作用が発生する可能性があります。
• 他の医学的問題の存在は、ベンジル安息香酸の使用に影響を及ぼし得ます。特に、何か持病をかかえている場合は、薬の使用前に必ず医師へご相談ください。

高齢者に特化した副作用はありませんが、高齢者は、肌が乾燥しがちなため、本薬の症状を悪化させる場合があります。

通常、特別な副作用が起こることはありません。