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JapanRx / ビタミンDサプリメントはうつ病への効果なし

ビタミンDサプリメントはうつ病への効果なし

以前の研究は、ビタミンD欠乏はうつ病につながることが報告されており、 他の研究ではビタミンDの摂取が抑うつ症状を緩和してくれるなどがありました。 しかしPsychosomatic Medicineジャーナルに掲載された新しい研究ではビタミンDの摂取がうつ病を緩和してくれるといった事はないと報告されました。 研究はニューヨーク州ニューヨークのコロンビア大学医療センター(CUMC)の博士ジョナサンA.シェーファー率いるチームにより行われ、ビタミンDがうつ病にどのような影響を与えるのか臨床試験をおこないました。 チームは3191の参加者を集めうつ病にう対するビタミンD補充の効果を見て、ビタミンDを摂取していない場合を比べました。試験は7回行われました。 ほぼすべての試験はやり方に限界があり、2回の試験のみ参加者が実験スタート時にうつ病を患っていました。 しかし臨床的うつ病患者、特に通常の抗うつ剤を使用している場合にはビタミンDがうつ症状を緩和してくれる事が分かりました。これによりビタミンDの臨床うつ病への効果を確かめる新しい試験が必要とシェーファー博士は述べました。 しかし現在のところビタミンDの補給はビタミンD欠乏症へ有効であることのみ判明しています。シェーファー博士は今回の研究でビタミンDがうつ病に効果が証明されるのを期待していたようです。

ビタミン剤などのサプリメントは以前の研究で乳がん生存率向上、ガン、心臓発作、脳卒中のリスクを下げてくれることが発表されていました。 ビタミンDは私達の体に欠かせない栄養分でありカルシウムとリンの吸収を助け、免疫反応などを整えてくれます。ビタミンDは太陽光や魚、卵などの食べ物から摂取できます。 しかしビタミンDのサプリメントを使用することは健康への影響が心配されています。 以前にLancet Diabetes and Endocrinlogyに発表された研究によるとビタミンDのサプリメントには心臓発作、心臓病、脳卒中、ガン、骨折を予防する効果は見られないと報告がありました。 昨年、フランスにある国際予防研究所でも同じような研究結果が報告され ビタミン値が低い場合には健康状態に悪い影響を及ぼすがビタミンDサプリメントが病気の予防になるかは懐疑的であるとしています。

以下のサイトより引用
http://www.medicalnewstoday.com/articles/274295.php