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ビタミンDが乳がんでの生存に好影響を与える可能性

ビタミンDの値が乳癌患者の生存のチャンスに影響を与える可能性があるという新たな研究が示唆されています

研究者らは、カリフォルニア州の約1,700人の乳がん患者のデータを分析し、診断時のビタミンD値が高いほど全生存期間が良好であることを発見しました。この関連性は閉経前女性において最も強く出ました。

研究者は、進行期の腫瘍の患者ではビタミンDのレベルが低く、トリプルネガティブ癌を有する閉経前の女性では最も低いレベルであることを見出しました。
トリプルネガティブ癌は、BRCA1という遺伝子の変化を有する女性に見られる最も一般的なタイプの乳癌です。
調査結果はこれまでの研究と一致していますが、他の要因が影響を及ぼしている可能性はあります。

「私たちの発見は、ビタミンDのレベルと乳がんの進行と死亡のリスクの逆相関に関する説得力のある証拠を提供しています。」とソン・ヤオ博士らは結論づけました。
ヤオ博士は、ニューヨーク州バッファローにあるRoswell Park Cancer Instituteの腫瘍学の准教授です。

この研究は11月10日にJAMA Oncology誌にオンラインで公開されました。

(記事元)https://consumer.healthday.com/vitamins-and-nutrition-information-27/vitamin-and-mineral-news-698/vitamin-d-breast-cancer-jama-onco-release-batch-2957 -716689.html