ネパフェナク 点眼薬

• ネパフェナクは、術後の眼の痛みや炎症（赤みや腫れ）を軽減するために処方されます。
• 点眼後は約1分間、目頭に圧力をかけてください。
• 通常、4週間から6週間継続しての使用が必要です。
• 薬が希釈されるのを避ける為、別の点眼薬を使用する際は少なくとも5〜10分間隔を空けてください。
• 点眼後1〜2分の間眼にチクチクとした痛みを感じることがあります。もし長期間続く場合は、医師に連絡してください。
• 血液希釈剤を使用中の方、出血障害をお持ちの方は、医師に知らせてください。
• 薬の開封後は、4週間以内に使い切ってください。

非ステロイド性抗炎症点眼薬であり目の炎症をしずめて、腫れや痛みなどの症状を抑えてくれます。主に白内障、緑内障などの目の手術の際に用いられています。手術後に点眼することで術後の痛みや炎症などをおさえられ、傷の治りが良くなります。

※医師に指示された用法および用法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。

ネパフェナク点眼薬は眼にのみ使用して下さい。経口や注射の形態では使用できません。

【推奨用量】
ネパフェナク点眼薬は、患眼に1回1滴を1日3回、朝と昼、夕方に使用します。
毎日同じ時間に使用して下さい。

【使用のタイミングおよび使用期間】
手術の1日前から使用を開始し、手術日にも使用して下さい。
使用期間は医師にご確認下さい。
期間は、術後最大3週間（目の痛みおよび炎症予防のため）、もしくは60日間（黄斑浮腫発症予防のため）となる可能性があります。

【用法】
他の目薬を併用している場合、ネパフェナク点眼薬は最大5分間隔を空けて使用して下さい。

【過量使用した場合】
目をぬるま湯で洗い流し、次の予定時間まではネパフェナク点眼薬を使用しないで下さい。

【使用を忘れた場合】
思い出し次第直ぐに使用し、その後は通常の使用スケジュールに戻って下さい。
思い出した時間が次の予定時間に近い場合は一回分を飛ばし、次の予定時間より使用を再開して下さい。
忘れた用量を補うために倍量使用しないで下さい。
患眼に1日3回を超えて使用してはいけません。

【使用を中止する場合】
ネパフェナク点眼薬は、医師への相談無しに使用を中止しないで下さい。
通常、重度の副作用が出ない限り使用を継続することができます。
不明点があれば、医師や薬剤師にお尋ねください。

(1)本剤の成分に対しアレルギーをもっている患者へ使用をさけること。
(2)他の目薬と併用するときは、5分間の間隔を空けてください。
(3)容器を先端を手で触れたり、目に当たらないようにしてください。
(4)角膜に異常のある人は、慎重に用います。