ニコチン酸 (ナイクリン ジェネリック）

ナイアシンは、血液中のトリグリセリドレベルの増加の治療に使用されます。

ナイアシンは、トリグリセリド代謝のための酵素の形成を刺激し、それにより体内のトリグリセリド値およびコレステロール値を低下させます。

かゆみ、ホットフラッシュ（顔、耳、首、胴）、紅斑、うずき

•胃潰瘍、筋肉障害、肝疾患、腎疾患、または心疾患をがある場合は、注意が必要です。

•ナイアシンでの治療中は副作用を悪化させる可能性がありますのでアルコールの摂取を避けてください。

•紅潮が増す可能性がありますので、ナイアシンを服用した直後に、温かい飲み物を飲んだり入浴したりしないで下さい。

•紅潮、皮膚のかゆみなどの副作用の発生を減らすため、空腹時の服用は避けて下さい。

•妊娠中、または母乳育児を計画している場合は、医師に相談してください。

•ナイアシンやその成分にアレルギーがある場合は服用しないでください。

•幼児や子供には与えないでください。

•重大なまたは原因不明の肝機能障害がある場合、活動性胃潰瘍、または動脈出血がある場合は、ナイアシンを服用しないで下さい。

•アルコール依存症である場合は服用できません。

Q.ナイアシンは血圧を上げますか？
いいえ、ナイアシンは血圧を上げません。薬の使用に関しては医師の助言に従ってください。

Q.ナイアシンは血液を希釈しますか？
ナイアシンは血液を希釈する可能性があります。

Q.ナイアシンは脂肪を燃やし、体重を減らすのに役立ちますか？
ナイアシンは悪玉コレステロールの値を低下させます。そして脂肪を燃やし、体重を減らすのに役立ちます。薬の使用に関しては、医者の助言に従ってください。

Q.リピトール（アトルバスタチン）やクレストール（ロスバスタチン）、シンバスタチンのようなスタチン系の薬剤と一緒にナイアシンを摂取できますか？
ナイアシンは、高コレステロール血症の治療として高用量でナイアシンを服用していない場合にのみ、リピトール（アトルバスタチン）、クレストール（ロスバスタチン）、シンバスタチンのようなスタチン系の薬剤と一緒に摂取することができます。薬の使用に関しては医師の助言に従ってください。

Q. アデロール（アンフェタミン/デキストロアンフェタミン配合薬）と一緒にナイアシンを服用できますか？
はい、アデロール（アンフェタミン/デキストロアンフェタミン配合薬）と一緒にナイアシンを摂取することができます。薬の使用前には医師にご相談下さい。

Q.メラトニンと共にナイアシンを服用できますか？
はい、メラトニンとナイアシンは一緒に服用することができます。薬の使用前に医師にご相談ください。

Q.血圧の薬と一緒にナイアシンを服用できますか？
薬によっては一緒に服用できますが、まずは、医師へご相談ください。

ニコチン酸の不足を補給します。皮膚や粘膜を正常にたもつ働きや、血行をよくする作用があります。

ニコチン酸の不足によるペラグラや、皮膚炎や湿疹、口内炎に効果的です。

そのほか、血流改善効果を狙って、しもやけや手足の冷え、耳鳴、肩こりなどに用いることもあります。

※医師に指示された用法および用法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。

• ナイアシン(ニコチン酸)錠は、低脂肪の間食を摂った後、就寝時に服用して下さい。
• 用量は患者の反応性に応じて個々に決定する必要があります。
• ナイアシン(ニコチン酸)錠は、治療初期に起こり得る副作用の発生率や重症度を減少させるため、初回投与量として500mgを就寝時に使用します。
• 用量の増量方法は以下をご参照ください。

1～4週目：　1回500mgを就寝時に服用　（1日500mg）

5～8週目：　1回1000mgを就寝時に服用　（1日1000mg）

※：　1回1500mgを就寝時に服用　（1日1500mg）

※：　1回2000mgを就寝時に服用　（1日2000mg）

※8週目以降は、患者の反応性や忍容性に基づいて増量を行って下さい。
1日1000mgで十分な反応が得られない場合は、用量を1日1500mg、2000mgへと増やします。
1日の用量は4週間毎に500mgを超えて増量してはいけません。
また、1日2000mgを超える用量は推奨されていません。
女性は上記よりも低い用量で反応を得られる可能性があります。

維持用量：
1日の用量は4週間毎に500mgを超えて増量してはいけません。
維持用量としては、1回1000～2000mgを1日1回就寝時に服用する事が推奨されています。

ナイアシン(ニコチン酸)錠単体への脂質応答が不十分である場合、もしくは高用量のナイアシン(ニコチン酸)錠の忍容性が良好でない場合、胆汁酸樹脂もしくはHMG-CoA還元酵素阻害薬との併用療法で効果がある場合があります。

皮膚潮紅の頻度や重症度は、事前（ナイアシン(ニコチン酸)錠服用の30分前に）にアスピリンもしくは非ステロイド性抗炎症薬を服用することで軽減できる可能性があります。
この皮膚潮紅に対する忍容性は、数週間に渡って改善します。
潮紅や痒症、胃腸障害はまた、ナイアシン(ニコチン酸)の用量をゆっくりと増量し、空腹時の服用を避けることで大幅に軽減することができます。

ナイアシン(ニコチン酸)錠の服用を長期間中断した場合は、再度前述の増量方法に従って服用を再開して下さい。

錠剤は砕いたり噛んだりせずに、そのまま飲み込んで下さい。

腎障害もしくは肝障害患者：
腎障害もしくは肝障害を患う患者へのナイアシン(ニコチン酸)錠の使用に関しては研究が行われていません。
重度もしくは原因不明の肝機能障害がある場合、ナイアシン(ニコチン酸)錠の使用は禁忌です。
ナイアシン(ニコチン酸)錠は、腎障害患者には慎重に使用する必要があります。

下記の場合の使用は禁忌
１）本剤の成分に対しアレルギーをもっている方
２）重症低血圧又は動脈出血のある方

下記の場合の使用は慎重を期すること
１）消化性潰瘍又はその既往歴のある方
２）肝・胆嚢疾患又はその既往歴のある方
３）耐糖能異常のある方

α-遮断型降圧剤・塩酸プラゾシン等、HMG-CoA還元酵素阻害剤・プラバスタチンナトリウム等、経口血糖降下剤・グリベンクラミド等インスリンなどとの併用は注意。

一般に高齢者では生理機能が低下していることがあるので減量するなど注意の上使用すること。

妊娠中、妊娠している可能性がある場合には事前に医師に相談して下さい。

過剰摂取をしないようにご注意下さい。

お子様の手の届かない場所に保管して下さい。

室温保存