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デュオタード (デュタステリド/ タムスロシン)

デュオタードは、 2つの有効成分、デュタステリドとタムスロシンの配合薬です。男性における良性前立腺肥大の症状、排尿時の痛みや急性尿閉、頻尿や急な尿意などの症状の改善に効果があります。

同義語

デュオタード, Duodart

有効成分

デュタステリド/ タムスロシン, Dutasteride/ Tamsulosin

その他のブランド名

デュオタード, Duodart

包装

30

製造元

GSK

形状

カプセル

含有量

デュタステリド 500mgc/ タムスロシン 400mgc

製造国

オーストラリア

SKU

2677

【デュタステリド】食事の有無にかかわらず服用できますが、常に一定の時間に摂取されることが勧められます。
【タムスロシン】 食後30分以内に服用下さい。

【デュタステリド】アルコールとの相互作用は不明です。 医師にご相談下さい。
【タムスロシン】 タムスロシンをアルコールと一緒に服用すると、血圧が低下し、特に、座っているか横たわっている姿勢から起き上がるときに、めまいや気分を引き起こすことがあります。

【デュタステリド】男性用のお薬ですので、女性への適用はありません。
【タムスロシン】 男性用のお薬ですので女性への適用はありません。

【デュタステリド】男性用のお薬ですので、女性への適用はありません。
【タムスロシン】 男性用のお薬ですので女性への適用はありません。

【デュタステリド】通常、車の運転などに影響を及ぼすことはありません。
【タムスロシン】 通常、車の運転などに影響を及ぼすことはありません。

【デュタステリド】腎疾患での使用は恐らくは安全ですが、情報が限られていることから、用量変更の必要がある可能性があります。医師へご相談下さい。
【タムスロシン】 腎疾患に対して相互作用はありませんので、線量変更なども必要ありません。しかし、腎疾患が末期である場合は医師にご相談下さい。

【デュタステリド】肝疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整が必要となることがあります。医師へご相談下さい。また肝疾患が重度である場合は、推奨されません。
【タムスロシン】 肝疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整が必要となることがあります。医師へご相談下さい。

シルデナフィル
シルデナフィル

デュタステリド

基本情報
デュオタードは2つの有効成分:デュタステリド、 タムスロシンが配合された前立腺肥大のお薬です。

 前立腺は、男性のみにあり陰茎の先端から尿道の外側を通り膀胱まで繋がっています。加齢などによって前立腺が肥大することで尿道を圧迫し膀胱からの尿の流れが悪くなります。それにより、さまざまな悪影響を及ぼします。

 有効成分のひとつであるタムスロシンは、α-ブロッカー薬です。前立腺の筋肉内にあるα受容体を遮断することで作用します。この働きが前立腺の筋肉を弛緩させ尿道への圧迫を軽減することで、尿の流れをスムーズになります。
 
 もうひとつの有効成分デュタステリドは5-α還元酵素阻害剤です。男性ホルモンのテストステロンをジヒドロテストステロン(DHT)に変換する作用を持つこの体内酵素を阻害することで前立腺肥大を縮小させるのです。ジヒドロテストステロンはテストステロンよりもさらに強力な男性ホルモンであり、前立腺肥大にかかわる物質です。

 これら2つの成分の働き、すなわち前立腺の筋肉を弛緩させる働きと前立腺肥大を縮小させる働きにより膀胱と尿道へかかる負担を軽減していきます。その結果、尿の排出がスムーズになり前立腺肥大による排尿困難が引き起こすさまざまな症状が軽減されます。

用法・用量
※医師に指示された服用方法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。

【用量】
デュオタードカプセルは、通常1日1カプセルを服用します。

【用法】
デュオタードカプセルは、水と一緒に飲み込んで下さい。
毎日大体同じ時間に、食事の約30分後に服用して下さい。
デュオタードカプセルは、副作用リスクが高まるため、空腹時に服用してはいけません。

カプセルは噛んだり開封したりしないで下さい。
カプセルの中身に触れると、口内や喉を痛めることがあります。

【服用期間】
医師に指示された期間通りに服用して下さい。
人によっては早くに効果が表れることがありますが、デュオタードカプセルによる改善が見られるまで3~6カ月かかることもあります。
症状の改善が見られても、服用を継続して下さい。

医師への相談無しに、服用を中止したり、用量を変更したりしないで下さい。

警告
  • 本剤の服用により稀にめまい、立ちくらみ、失神を引き起こすことがあります。横になった姿勢から立ち上がるときなどには注意して下さい。めまい、立ちくらみの症状を感じたら気分がよくなるまで腰を下ろす又は横になるなどして下さい。車の運転や危険な機械作業に影響を与える可能性があります。本剤の影響が車の運転や機械作業に危険な影響がないことが分かるまでは、運転は操作を控えて下さい。

  • 前立腺肥大の原因が前立腺がんであるケースがあります。本剤での治療を開始する前に、前立腺がんの検査を受けて下さい。その後も定期的に検査を受けることが望ましい。

  • 白内障の手術を受ける場合、事前に本剤を服用していることまたは過去に服用歴があることを眼科医に伝えて下さい。本剤の有効成分であるタムスロシンの作用で瞳孔と光彩を薄く脆くなっている可能性があるためです。手術前にある一定期間、本剤の使用を中止するなどの対処が必要となる場合があります。必ず医師に事前に相談して下さい。

  • デュタスリドが精液の性状(精子数、精液量、精子の運動性低下など)に影響を及ぼすことがあります。このことは不妊治療の結果や妊娠を希望する健康なご夫婦の将来にとって大きな問題です。妊娠を希望する場合、本剤による治療開始前に医師と話し合う必要があります。

  • 本剤服用中はパートナーとの性交にはコンドームを使用して下さい。精液中に混じった本剤の成分が赤ちゃんの発育に影響を及ぼす危険性があるためです。

  • デュタスリドは経皮吸収されます。そのため、女性や子供青少年が本剤に触れることがないように注意して下さい。万一、カプセルから漏れた成分に触れてしまった場合、直ちに水とせっけんで洗い流して下さい。
禁忌
下記の場合の使用はできません。

  • 女性
  • 18歳未満の小児及び子供
  • 本剤により過去にアレルギーの既往歴がある場合
  • その他の5-α還元酵素阻害剤(例:フィナステリドなど)やピーナッツ、大豆などにアレルギーがある場合
  • 重度の肝機能の低下がある場合
慎重投与
下記の場合の使用は特に慎重に行う必要があります。事前に医師に下記の状態および既往歴につきて伝えて下さい。

  • 重度の腎機能障害がある場合
  • 軽度~ある程度の肝臓機能障害がある場合
相互作用
本剤の外に服用している薬(処方薬、非処方薬、ハーブ、サプリメントなどを含む)があれば、事前に医師に伝えて下さい。
【血圧低下を招く可能性がある】
○麻酔薬
○高血圧の薬
○他のα5遮断薬( ホスホジエステラーゼ、シルデナフィル、バルデナフィル、タダラフィルなど)

【デュタステリド血中濃度を高める危険性がある】
○ジルチアゼム
○インジナビル
○イトラコナゾール
○経口服用のケトコナゾール
○ネファゾドン
○リトナビル
○ベラパミル

妊婦・産婦・授乳婦等への投与
本剤は男性用で女性の使用はありませんが、精液中に成分が浸透することがあるため、夫婦間またはパートナー間で精液を介して影響を及ぼす可能性があります。本剤を服用中の男性は、性交の際にコンドームを使用すること。

タムスロシン

基本情報
デュオタードは2つの有効成分:デュタステリド、 タムスロシンが配合された前立腺肥大のお薬です。

 前立腺は、男性のみにあり陰茎の先端から尿道の外側を通り膀胱まで繋がっています。加齢などによって前立腺が肥大することで尿道を圧迫し膀胱からの尿の流れが悪くなります。それにより、さまざまな悪影響を及ぼします。

 有効成分のひとつであるタムスロシンは、α-ブロッカー薬です。前立腺の筋肉内にあるα受容体を遮断することで作用します。この働きが前立腺の筋肉を弛緩させ尿道への圧迫を軽減することで、尿の流れをスムーズになります。
 
 もうひとつの有効成分デュタステリドは5-α還元酵素阻害剤です。男性ホルモンのテストステロンをジヒドロテストステロン(DHT)に変換する作用を持つこの体内酵素を阻害することで前立腺肥大を縮小させるのです。ジヒドロテストステロンはテストステロンよりもさらに強力な男性ホルモンであり、前立腺肥大にかかわる物質です。

 これら2つの成分の働き、すなわち前立腺の筋肉を弛緩させる働きと前立腺肥大を縮小させる働きにより膀胱と尿道へかかる負担を軽減していきます。その結果、尿の排出がスムーズになり前立腺肥大による排尿困難が引き起こすさまざまな症状が軽減されます。

用法・用量
※医師に指示された服用方法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。

【用量】
デュオタードカプセルは、通常1日1カプセルを服用します。

【用法】
デュオタードカプセルは、水と一緒に飲み込んで下さい。
毎日大体同じ時間に、食事の約30分後に服用して下さい。
デュオタードカプセルは、副作用リスクが高まるため、空腹時に服用してはいけません。

カプセルは噛んだり開封したりしないで下さい。
カプセルの中身に触れると、口内や喉を痛めることがあります。

【服用期間】
医師に指示された期間通りに服用して下さい。
人によっては早くに効果が表れることがありますが、デュオタードカプセルによる改善が見られるまで3~6カ月かかることもあります。
症状の改善が見られても、服用を継続して下さい。

医師への相談無しに、服用を中止したり、用量を変更したりしないで下さい。

警告
  • 本剤の服用により稀にめまい、立ちくらみ、失神を引き起こすことがあります。横になった姿勢から立ち上がるときなどには注意して下さい。めまい、立ちくらみの症状を感じたら気分がよくなるまで腰を下ろす又は横になるなどして下さい。車の運転や危険な機械作業に影響を与える可能性があります。本剤の影響が車の運転や機械作業に危険な影響がないことが分かるまでは、運転は操作を控えて下さい。

  • 前立腺肥大の原因が前立腺がんであるケースがあります。本剤での治療を開始する前に、前立腺がんの検査を受けて下さい。その後も定期的に検査を受けることが望ましい。

  • 白内障の手術を受ける場合、事前に本剤を服用していることまたは過去に服用歴があることを眼科医に伝えて下さい。本剤の有効成分であるタムスロシンの作用で瞳孔と光彩を薄く脆くなっている可能性があるためです。手術前にある一定期間、本剤の使用を中止するなどの対処が必要となる場合があります。必ず医師に事前に相談して下さい。

  • デュタスリドが精液の性状(精子数、精液量、精子の運動性低下など)に影響を及ぼすことがあります。このことは不妊治療の結果や妊娠を希望する健康なご夫婦の将来にとって大きな問題です。妊娠を希望する場合、本剤による治療開始前に医師と話し合う必要があります。

  • 本剤服用中はパートナーとの性交にはコンドームを使用して下さい。精液中に混じった本剤の成分が赤ちゃんの発育に影響を及ぼす危険性があるためです。

  • デュタスリドは経皮吸収されます。そのため、女性や子供青少年が本剤に触れることがないように注意して下さい。万一、カプセルから漏れた成分に触れてしまった場合、直ちに水とせっけんで洗い流して下さい。
禁忌
下記の場合の使用はできません。

  • 女性
  • 18歳未満の小児及び子供
  • 本剤により過去にアレルギーの既往歴がある場合
  • その他の5-α還元酵素阻害剤(例:フィナステリドなど)やピーナッツ、大豆などにアレルギーがある場合
  • 重度の肝機能の低下がある場合
慎重投与
下記の場合の使用は特に慎重に行う必要があります。事前に医師に下記の状態および既往歴につきて伝えて下さい。

  • 重度の腎機能障害がある場合
  • 軽度~ある程度の肝臓機能障害がある場合
相互作用
本剤の外に服用している薬(処方薬、非処方薬、ハーブ、サプリメントなどを含む)があれば、事前に医師に伝えて下さい。
【血圧低下を招く可能性がある】
○麻酔薬
○高血圧の薬
○他のα5遮断薬( ホスホジエステラーゼ、シルデナフィル、バルデナフィル、タダラフィルなど)

【デュタステリド血中濃度を高める危険性がある】
○ジルチアゼム
○インジナビル
○イトラコナゾール
○経口服用のケトコナゾール
○ネファゾドン
○リトナビル
○ベラパミル

妊婦・産婦・授乳婦等への投与
本剤は男性用で女性の使用はありませんが、精液中に成分が浸透することがあるため、夫婦間またはパートナー間で精液を介して影響を及ぼす可能性があります。本剤を服用中の男性は、性交の際にコンドームを使用すること。

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前立腺肥大(BPH)の治療薬に性機能障害と考えられる原因はないという研究 2016年10月28日

プロスカー(フィナステリド)またはアボダート(デュタステリド)のような良性前立腺肥大症(BPH)のいくつかの一般的な治療薬が、勃起不全やその他の性的な問題に関係していることが、いくつかの研究で示唆されています。しかし、新しい研究ではそのようなBPH、または、一般的に脱毛症と知られている男性型脱毛症の

前立腺がんの予防 2016年9月22日

前立腺癌は、健康な細胞が成長し、死んでいくプロセスの代わりに前立腺の細胞が制御不能になったとき、男性に発症します。 前立腺は直腸の近く、膀胱の下に位置し、尿道を取り囲んでいます。 この腺は精子と混合し、精液の形で射精の際に排出される流体の生産を担っています。男性患者は前立腺癌に苦しむと同

研究:アボダート(デュタステリド)を使用しているBPH患者は手術を必要とする可能性が低い 2016年9月16日

BMC泌尿器ジャーナルに発表された研究によると、良性前立腺肥大症(BPH)関連の前立腺の手術を受けるリスクは、フィナステリドを使用した男性に比べデュタステリドを使用した男性の間で低くなっています。 これは二つのBPH治療薬のいずれかを使用した男性の間でBPHに関連した前立腺手術と急性尿閉(AU

前立腺肥大や育毛薬共通の副作用 2016年6月20日

現在、男性の25%が「プロスカー」や「アボダート」の名前で知られる前立腺肥大症(BPH)の治療薬成分であるフィナステリドまたはデュタステリドを服用 していますが、実はそれによる利益を受けていないことがわかりました。男性型脱毛症に処方されるプロペシアまたはアボダートという薬の服用によって副作用が起こる

デュタステリドはTURPに関連した失血を減らす

2016年5月4日

専門家によると、TURP(経尿道的前立腺切除術 - 症候性前立腺肥大症のための鉄板治療術)を受けたおよそ5,100人の男性が術後出血があったと推測しています。 この出血はよくあることで、時には長期化することもあります。 患者は排泄能力を損なったり、時には輸血の必要性も生じるほどの出血

炭水化物で前立腺がんのリスクを低下!
-高繊維摂取量が悪性の前立腺癌の減少に関連。

2016年4月13日

複合炭水化物と繊維が豊富な食事と前立腺がんの予防に関連があったことが、退役軍人医療記録の分析にて明らかになりました。 最も炭水化物の摂取量が高かった患者は消費量が最も少なかった患者と比較して、前立腺癌のリスクが70%も低いものでした。 米国泌尿器科学会総会での報告は、ここにあるように高繊維摂取量

前立腺癌の反復生検(病理検査)の必要性を減らす遺伝子検査

2016年4月5日

UCサンディエゴ医療大学の准臨床教授、カリム・カデル医学博士と、ウェイクフォレス医療大学の研究チームは、前立腺がんのリスクを予測する遺伝子検査を開発しました。 この検査により、生検でネガティブな結果を受けた患者に対して反復生検の必要性を減らすことができます。 この多施設共同研究の結果は、欧州

前立腺肥大や育毛薬共通の副作用

2016年2月23日

現在、良性前立腺肥大(BPH)の治療のために、一般的にプロスカーやアボダートとして知られているフィナステリドまたはデュタステリドを服用している男性の25%は、これらの薬の服用のメリットがないように思われます。 プロペシアまたはアボダートは、『脱毛症』として知られている男性型の脱毛用の薬物ですが、そ

一般的な育毛薬の前立腺肥大への影響

2016年1月7日

男性の25%が、プロスカーやアボダートとして知られている、フィナステリドまたはデュタステリドを服用していますが、良性前立腺肥大症(BPH)の治療には、これらの薬の服用での恩恵はないようです。 (脱毛症としても知られている)これら男性型脱毛の治療薬として、プロペシアやアボダートには、これらの

ジヒドロテストステロンの生成を抑制する5α還元酵素阻害薬 2015年10月1日

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尿管結石にタムスロシン、ニフェジピンは無効 2015年6月5日

約1100人の患者が参加したプラセボ対照試験SUSPENDで、結石排出促進効果認められず 尿管平滑筋の弛緩作用を持ち、尿管結石に対してしばしば適応外使用されるα1遮断薬のタムスロシン(商品名ハルナール他)、Cq拮抗薬のニフェジピン(アダラート他)に、結石の排出促進効果が認められないことがプラセ

運動により限局性前立腺がん患者死亡リスク低下 2014年12月23日

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電子嗅覚システムによる前立腺がん検出 2014年5月7日

フィンランドの新しい研究によると 近い将来に電子嗅覚システムを使用して 前立腺がんの早期診断を行うことが可能になると報告されました。 ジャーナル泌尿器科においてタンペレ大学の研究者は電子嗅覚システムが 尿サンプルのにおいを分析することで どのようにして前立腺癌および良性前立腺肥大症

慢性的な前立腺炎症は前立腺がんのリスクが2倍に増加 2014年5月2日

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前立腺治療薬デュタステリドは癌のリスク低減の可能性 2014年2月28日

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